2007/08/12

PBP2007 アルプス拠点へ

 フランスに着いて翌日。
この日はTGVでフランスアルプス登坂の拠点となる都市、グルノーブルまで移動。
走りながら宿泊地を転々とってほうが面白そうだったんだけど、天候不順やトラブルで動けないことを考えると1箇所からのアプローチに成らざるをえない。本番はココじゃなくてPBPだし。

 妻はそのままパリに残るのでSCICONのデカイ輪行袋やパニアバッグを置いていけて良し。
同じくガリビエ走ってPBPに入った坂バカの2人は行き先のホテルに荷物送ったそうです。
国内でも自走でイベント参加だと荷物が面倒なのに海外だともっと大変。大荷物積んで走るのはやっぱりロードの楽しみ減っちゃうからね。

 リアキャリアをパニアバッグから妻用のオルトリーブ小型に換えて出発。


 壁と植物が「ヨーロッパ」って感じしますね。なんとなく。
出発前にオナカを満たさないと。


 フランス言ったらフランスパン。外の席が多いので自転車見張れて安心です。
周りの自転車の鍵っぷりを見ても屋内で長々とゴハンはちょっと怖い。前回のPBPで開始前に盗まれた方いるそうですし。


 歩行者用、自転車用、車用が3つセットになった信号機。
面白いのは(大都市ではそうでもないけど)信号が交差点手前側にしかないんです。
横断歩道の先まで出てっちゃうと信号が後ろにしかなくなって全くわからなくなります。
交差する道の信号も手前にしかないので横から見えませんから。


 フランスっぽくしてみました。


 パリ、リヨン駅でフランスパンを買いこんで妻とお別れ。TGVで移動します。


 来たばかりなのにパリともお別れ。ムシャムシャ。


 座席の幅が広く、リクライニングも電動で新幹線よりずっと快適でした。
一等の席でしたが二等でも広さはあんまり変わりません。
途中線路上でしばらく止まるハプニング。車内の電気も消えてビックリ。
田舎ーと窓からの景色を眺めてたら眠くなってきました。


 気づいたらグルノーブル到着。危うく寝過ごすところ。
起きていてもどこで降りたらいいか不安いっぱいだというのに。
 日本と違って都市の規模のわりに駅があっさりな所が多いですね。
駅がというか駅舎が無いのかな、駅ビルとか。


 そんなんで電車から降りたらいきなり山!
うわーなにアレスゲー。


 自転車はよく見かけますが、クロモリの古いヤツばっかりです。
最近のカーボンフレームとかは街中じゃ全く見ません。
自転車でホテルまで移動っと。そういや交通標識調べてくるの忘れちゃった・・・


 赤丸は「禁止」です。上記はバス専用レーンで自転車禁止です。
ナナメの線が無いからマル?とか思って突っ込んで行くと高速道路に入ったり恐ろしいことになります。

 都市部ではバスレーンと自転車レーンが一緒になっていて右車線を優雅に走れますが、所々この標識のように「自転車は歩道に回れ」って箇所があり、その歩道も日本のように段差ありで凄く快適というわけではなかったです。
 というより自転車だけでなく車でも「普段ビュンビュンだけど都市部に入ったら超ゆっくりね」とメリハリがある道になっています。狭い路地で横を大型にビューっと抜かれるといったことはありません。


 予約したホテルはクオリティーホテル。
日本だと「品質」とか看板にある感じ。


 自転車は室内でいいよとのこと。
リヨン駅近くのホテルより広くて半額。快適です。クオリティーです。

 この時点で時刻は15時。
こちらはサマータイムの為日が暮れるまでまだまだあります。
さっきのハゲ山を見ちゃったからには走りに行くしかないでしょ。

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