2007/08/20

PBP2007 事故

 暑くなってきたので道の脇でカッパを脱いでいると、


 あれれ、日本人参加者がいます。


 なんかどんどん集まってきました。


 何故いるの?って表情。
鈴木家はゆったり走行が基本ですが、ここまでPBPの熱気に乗せられて結構なペースで来たようです。もっとバラバラになってると思ってました。


 あー雨止んだねえと皆でまったりんぐ。時刻は8時。


 朝早くからやっていたカフェでフランスパンの入手に成功です。
フランスパンは背中のポケットにそのまま刺さって大変素敵な食べ物です。
ムハムハ言いながら食べていたら気がふれたと思われました。


 10時。ようやく第1のPC、ヴィレンヌ=ラ=ジュエルに到着。
日本人がインタビューを受けてました。


 降ったり止んだりが続き湿度が高くてカメラが曇ってしまう…
PCはこんな感じで並んでるスタッフの人にサインしてもらいます。
各参加者のPC通過状況はWEBで検索できるので、日本からでもどこまで走ってるのかわかります。


 椅子とテーブルが並べられて簡単な食事ができますが、
食事が売り切れていたりするので注意!


 最初のPCということもあり、ここには1時間近く滞在しました。
そろそろ前日起きてから20時間以上が経過といったところでしょうか、眠くなってきますね。


 出発!晴れてきていい天気に。
どうせまたすぐ雨なんだろ、とカッパを着たまま走りたくなりますが日が照っていると暑い。
脱いだり着たりの繰り返しで面倒です。


 外国の方もオネム。

 フランスを走っていて面倒なのがトイレ。コンビニがどこにでもあるわけではありません。
郊外走っている時は××すればOKですので(一応禁止事項です)、実は市街地のほうが大変。その辺でするわけにもいかずに、トイレを貸してくれそうな開いてるカフェを探さねばなりません。
 あとは大。雨で腹が冷えてるのでオナカ痛くならないかドキドキでした。下痢止めはもちろん欠かせません。


 スタートから307km。第2PCフージェール。
学校の体育館や教室をPC施設に。あまり大きい街ではなく、ここはすぐさま通過。
町の出入り口で激坂を上り下りさせられます。


 眠気は若干でてきてるものの、当初の予定通りあと100kmちょい離れたルデアックまでは持ちそうだ。さて気合入れて走るぞと思っていた矢先のこと。

 緩やかな下り坂、前方には小さく参加者の影。それを追って一気に加速。
一時停止の標識は目に入りませんでした。10m程度離れていた前に見える人たちもそのまま通過していたのにつられて、ってのは言い訳ですね。

 交差点左は見通しがよく平地が続いてます。右の角には家。
その家の向こうから接近してくる車。マズイ、しかしもう止まれる位置や速度では無く、通過できるのを願って突っ切るのみ。ギリギリ行けるか?


 …目を開けると空が見えます。
どうやら無事に通過はできなかったようですが外傷は無く、左尻がすこし痛む程度。
そうだ、PBPの最中だ。ブレストに、ブレストに行かなくては。
僕はブレストに行かなきゃならないんですよ。
「大丈夫、走れる。もう行くよ。」

 名前を呼ぶ妻の声。あれ、いま意識飛んでた?
頑張って起きようとするも、景色がどんどん明るくなっていきます。
おそらく瞳孔が開いてしまって露出オーバー状態。周りが真っ白になって何も見えなくなるまでは1秒足らずだったでしょうか。

 薄れていく意識の中
「ああやっちゃった。頭を打ったのかな、これで終わりなのかな」
そんなことを考えていました。
走馬灯のように過去の記憶が廻ったりはしませんでした。

 残念だ、妻ゴメン。残念だ…
ひたすらそれだけがグルグルし、そのまま眠りへ。

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