2011/09/14

PBP2011 Stage01_2:メルヘンはどこにいった

 既に出発から2時間近く経過していますが、まだ30kmも進んでいません。
フランクフルト市街通過での速度低下は折り込み済みとはいえ、15km/hを下回っているのはちょっとマズイかも。
最終的に停車含めたAveが20km/h以上でないとTimeOut。最悪野宿となってしまいます。

まあここからは郊外を走ることになるから取り戻せるでしょ。


いくら牛好きとはいえ、ただの看板を戻って撮る時間は無いってのに。


貨物駅。なんか綺麗だったので撮ってみました。
ハーナウの街で自転車通行禁止トラップにあった後はメルヘン街道へ。
しかしメルヘン街道なる標識は全く見当たりません。ホントにこの道であってるのかなあ。


車道脇に自転車道。その後に合流せずに横道にそれていったり、ダートになったりといちげんさんには難易度高いです。


ああ、また牛看板に時間を取られてしまう…


制限速度は90km/hへ。
この幅の道路で制限速度90km/hと言ったら自転車はさぞ怖いだろうと思われそうですが、実際90km/hで走っている車は皆無です。
多分60km/hくらい?60km/h制限で90km/h出す日本とは逆ですね。
それに交通量もそんなに多くはなく、自転車を追い抜く時は対向車線に大きくはみ出して間隔を空けて抜いてくれます。
ドイツの自動車は自転車に優しい。


道幅はさらに狭くなり、いかにも郊外の道路チックな雰囲気に。
たまに来る車はやはり大きく避けてくれる為走りやすいです。「ここはメルヘン街道」ってな看板はやっぱり無し。


コロコロが出迎えるホテル。コロコロマニアとしてはたまりません。


走っている最中に何度もこのR3という自転車コース看板を見ました。
街中に入ると予定していたルートから外れて曲がっていってしまうのですが、暫くするとまた合流している模様。
目的地に辿り着けるかどうか不明な為、今回は予定してた車道を進みます。


メルヘン街道、確か大きく左に曲がるところにある街が「アルスフェルト」
グリム兄弟とはゆかりが無いものの街並みが美しいところだそうで。GPSに登録したコースは大きく左に。アルスフェルト到着っと。


うーん?思ってたより凄く小さな町なのね。綺麗な建物といったらこのくらいしかありませんでした。


ほかに綺麗なものといったら牛オブジェくらい。
時間的に街中を散策する余裕はなさそうですぐに出発。朝しっかり食べたから昼抜きでいいや。


ここからは丘陵地帯スタート。標高500m超まで登った後は細かいアップダウン。


町の向こうの丘に風力発電の風車が見えます。ドイツは脱原発派なので風力発電が多いのでしょうか。
風車があるということは風が強いということで、風が強いというのは何故か決まって向かい風です。


牛注意標識。


あ、牛だ。ドイツの牛はカメラを向けて話しかけると必ずこちらを見てくれます。
カメラ慣れした素晴らしい牛です。

あいからわずメルヘン街道の標識はありません。
日本出国3日前にあったAttack!299というイベントをDNFしているため、メルヘン街道看板を撮ってリベンジだぜと呟くネタが台無しです。
※Attack!299で走る麦草峠の国道299号はメルヘン街道という名前なのです。


メルヘンかどうかは置いといて、のどかないい道なのは確かです。
少ない交通量、適度なアップダウンでロードの練習コースにピッタリだと思うのですが、私以外でロードに乗っている人は1台も見かけませんでした。
フランクフルトの街中でも全く見なかったし、ドイツはロードが流行ってないのでしょうか。


ビール醸造所の横を。今が自転車でなければなあ。

登り&向かい風とはいえ信号無しのコースで平均速度はだいぶ回復したものの、まだチェックインはギリギリな感じ。
早くホテルに着いてビールを飲みたいなあ。ギリギリだとレストラン閉まっちゃってるかも。



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