2011/09/23

PBP2011 Stage04_2:わくわく国境越え

 ここで今更ながらドイツ(ヨーロッパ)の信号機のお話。


右折、左折、直進用に独立して赤青黄のセットがあります。ヨーロッパはぜんぶこれ。
日本の通常信号機+矢印は誰が考えたのか知りませんがかなりダメな設計だと思ってます。今からでも変えたほうがいいレベルです。独立してないし。
信号機が交差点手前にあり横側の信号は見えないため、青に切り替わる前の通知として赤から青に変わる前に黄色が点灯します。(イタリアは違ったような記憶があるけど忘れちゃった)
この自分が使う信号以外は見えないというのは狙ってやっているようですね。2007年に感じたように停止線より前で止まらないという効果もあると思います。
※ドイツはフランスと比べると交差点向こう側にも信号がある箇所が多かったです。

都市トリアー(googleだとトリールって表記になってるなあ)に近づくにつれブドウ畑は無くなり、サイクリングロードは川沿いだけでなくて街中の細い道をグルグルを迂回させられるようになりました。
トイレトイレ、早くトリアーに着いてどこかでトイレを探さねば。


川沿いにありました、50セント。今回は硬貨を持ち歩いているから大丈夫。有料なトイレは綺麗なのでそれもまた良しです。
SOSの表示が謎すぎます。外にSOS発信のボタンは無かったし、お金を入れないと中に入れないんじゃ遭難したときに使えないし、中の人が閉じ込められたって通知にしては地味すぎるし。
膀胱が大ピンチだったのは確かですが。


モーゼル川。ここトリアーからは川沿いを外れ幹線道路でルクセンブルクへと突っ切ります。


自転車屋さん。
ABUS Security-Stationなるものがあってどんなに凄いセキュリティーなのかと思ったらただのスタンド。
トップチューブの位置にあるワッカが動くようになっていて、タイヤだけでなくてフレームにも(短い)鍵をかけられるよというもののよう。鍵は自分で用意です。

ブドウ畑ヒルクライムとかやってたから時間はかなり押してるんですが、ローマ時代が好きな妻が遺跡を見たそうなので寄り道。


遊歩道をタラタラと「ポルタニグラ」へ。


城門です。2世紀に建てられたようです。


写真、白黒にしてみちゃいます。

この城門を抜けたらそこに広がるポルタニグラ。
ではなくてポルタニグラというのはこの門のことだったんですね。


門を抜けるとインフォメーションセンター&繁華街。


レンタサイクルがあります。
左側2台はGIANT。GIANTの自転車はこっちじゃあまり見ないかも。ママチャリ風なのにパニアバッグ装備なのがヨーロッパっぽい。


ローマエクスプレスなる観光バス。


あまり時間も無いのでパンを買ってその場で食べます。

まだ100kmあるし、ここから輪行で行けばいいのではと妻からよわよわ発言が出ますが却下。
だってこの先は国境越えですよ。そんなイベントを電車に乗って通過なんて。


モーゼル川を外れて幹線道路で丘越え。200mくらい一気に登ります。
車通りが激しい中、ヘバっている妻。幹線道路嫌いとかボヤいてました。


その後はまた川沿いを走ります。
この川の向こう岸がルクセンブルクです。橋は全然かかっておらず行き来できません。


サイクリングロードの行き先標識にも(LUX.)なる表記が現れました。
いよいよ国境が近づいてきます。ワクワク。


橋の上から。この川を挟んでドイツ-ルクセンブルクです。
あれ、何も無い…

「またきてねドイツ」とか「ようこそルクセンブルクへ」とか、そんな看板とかゲートとかを期待していたのに何もありません。ここが国境だよという標識や線もありません。
なんだろうこのガッカリ感。まさか国境が埼玉-茨城の県境より地味だとは思ってもいませんでした。


まあこの川が国境なんだよねと橋の上で写真。国と国を股にかけたビッグな写真を撮りたかったです…



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