2011/09/27

PBP2011 Stage05_1:駅カッコイイ

 8/14。
この日の予定ルートはクレヴォー(ルクセンブルク)から北へ向かい、ベルギーを通過してマーストリヒト(オランダ)までの135km。
しかしここ数日の天気はイマイチで天気予報も雨。降ってたら走らずに輪行ですかね。


朝起きてベランダから外を見ると、やっぱり雨です。
あー残念。これは輪行かな。洗濯物も全然乾いていないので乾かさないと。


食事しながら作戦会議。
会議といっても走るか輪行かを悩むのでなく、駅までの4kmが雨降っててイヤなのでどうしようとか、そんなヘッポコっぷり。


チェックアウトを11時まで粘り、さらに自転車を置かせてもらっていたガレージ内で雨が止むのを待ちます。
輪行いっても乗り換えもあるしそんなに余裕はないので小降りを見計らって行くしかないか。


ダーっと下ってクレヴォー駅到着。あっという間に自転車はグチョグチョ。
カッパを羽織って体はそんなに濡れていないもののとにかく寒いです。PBPも雨だと辛そうだなあ。


雨のクレヴォー駅。小さな駅ですね。
そもそもルクセンブルク自体が神奈川県サイズです。


あれ?切符売り場閉まってます。
張り紙を見たら11:10から12:45まで昼休み(で16時終了)。ちょっと休みすぎなんじゃないのー?代わりの人も居ないわけね。
12:30の電車に乗りたいのでどうすればいいか悩んでいたら親切なおばちゃんが電車のなかで買えばいいと教えてくれました。


こちらの自販機はこんな形。コーラは500mlで1ユーロです。安い!
フランス、ドイツ、イタリア、オランダは2ユーロ、ベルギーが1.5ユーロでした。
スーパーで買うと安く買えるのですが自販機だと超高いですね。

コカコーラゼロ、ちゃんとカロリーが表記されています。
500mlで1.6kcal。思ってたより少ないかな。日本と同じ中身じゃない可能性もあります。

妻情報によると自転車そのまま乗せていいはずなんだけど、駅員いないしちょっと心配。


あ、逆方向の電車がきました。自転車マークついてます。よかった。
流石インターナショナルな電車だ、駅は小さいけど思ってたより立派じゃん。

なんて話してたら自分達が乗る電車はもう少しボロいやつでした。


乗降口付近の自転車スペースに立てかけ、客車に座ります。切符切符、切符を買わないと。

車掌(発車時のドア確認係)に聞きにいく妻。
扱う仕事が違うようでそのうち席にチケット確認で行く人がいるからそれまで待ってろとのこと。
待てと言われてもなかなか来きません。もう乗換駅のリエージュに着いちゃうよって時にようやく参上。

国を跨いだインターナショナル切符は車内で販売していないようで、乗換駅のリエージュで買えと言われました。
リエージュに着いたら雨上がってます。宿まで40kmくらいだしここから走ろうかね。


うわ、なんかこのホームとてもカッコイイです。
奥に見えるのは円柱状のエレベーター、下の構内に移動します。


5つ並んだホームの同じ位置にエレベーターがあるようで、構内ではこの半透明の円柱が中央に並んでいます。


そしてその両サイドにエスカレーター。この写真の右上と左下方向。


ホームとホームの間、エスカレーターの間はガラス張りで半円状のショップ入り口が。
これは駅ですか?宇宙船ですか?

後ろを振り返るとエレベーターを結んだラインを線対称に全く同じような光景。もちろん中の店は異なりますが、ガラス張り円柱でドアの横に店の名前というフォーマットは全部一緒。


入り口付近のレストランもおんなじ。
すげー。骨格っぽい支柱&ガラス張りの建物全体もカッコイイけど、駅に入る店を含めてデザインが統一されてるのが凄いです。
自販機はやっぱり同じ入り口の自販機コーナーにまとめて置かれていました。

そうそう、切符を買わないと。


切符売り場もこの半円の中。

暫くして妻がトボトボと戻ってきました。
「クレヴォーからここまで乗ってきたよ、車内でインターナショナル切符買えなかったから売って」と伝えたものの、「すでに乗ってしまった切符なんてどうやって売るの?そもそも乗ってたことの証明もできないし」てな事を言われて売ってもらえなかったみたいです。無賃乗車です、生真面目に払おうとしたのに失敗したようです。


外からの写真。
もっとぐるっと回って沢山写真撮ればよかったなあ。

■リエージュ=ギユマン駅
2009年9月に完成。設計はスペインの建築家、サンティアゴ・カラトラヴァ。彼の代表的な建造物はミルウォーキー美術館など。流線型の白い骨組みが有名らしいですが日記本文で書いたようにガラス張りで左右対称な構内も印象的でした。



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