2012年4月16日月曜日

ツールド八ヶ岳2012

  久々のレース参戦記は第26回ツールド八ヶ岳。去年の富士以来だったっけ。
数年前はもう毎週のように参加していたものの、去年は富士ヒルクラ1本でマスドは数年不参加。
  今年はとりあえずヒルクラはなんとか走れるようにしたいと目標を立てるが、ここまでの数ヶ月はダラダラ続きでちっとも調子は上がらず。

  それに前週のブルベで風邪を引いてしまって、ここ1週間は全く乗らずにゴロゴロ。自転車のメンテ等をする日々。どうせ速く走れないんだし、練習気分で自走で行く予定が前日の土曜の予報は雨。レンタカーを借りての当日入りに変更し、車なら本気装備で行こうということでチューブラーにタイヤを貼り貼り。

  リムセメント厚塗りで転がり抵抗を10%以上減らせるので数日前から塗って乾かしての作業。
この作業は面倒だ。そもそも今の実力で機材で数W稼いだところで全く意味が無く、かけるコストが見合っていない。もう家のチューブラーは全部手放してクリンチャーだけでいいような気がする。データ的に劣るのがわかっていて決戦用にTTP1(テープ)使うなんて性格的に出来ないし。

  更に食べ続けて体重は2kg増での八ヶ岳前日。
しかしこの体重増は多分水分で、カーボが蓄えられてるってことだからもしかしたらそう悪くないのかもしれない。こればっかりは走ってみないと全くわからない。1週間乗ってないのが吉と出るのかどうかも。


  土曜の夜中にレンタカーを借り、下道で八ヶ岳まで。
最近の車は燃費が良くてビックリ。往復してもタンク半分(20l)くらいしか使わないのではないか。
  途中の清里への登りで、体に反射材を着けた歩行者を何人も見かける。
「なんかイベントやってるみたいでさっきから歩行者何人もいるよ」と寝ている妻を起こす。歩行者はどんどん増え続け、少なくとも2,300人は参加しているイベントのよう。こんな深夜3時に氷点下の清里を越えるなんて、なんて物好きな連中だろうか。
夜間にもかかわらず立派なエイドがあり、かなり大きなイベントのようだ。

  下った後のコンビニで一人の参加者に尋ねると、どうやら1000人ほど参加しているらしい。佐久市強歩大会というこのイベントは今年で45回目。21時から翌日15時の制限時間までに78kmを夜通し歩く。夜スタートなのは昼からにすると疲れてどうしようもなくなった時が夜になってしまうので元気なうちに夜を越えさせようという配慮なのだろうか。
  歩くのは自転車と違って下りも大変で、そんな10時間以上歩き続けるなんて恐れ入る。脚ガクガクになりそう。ただ制限時間は緩いためブルベのように手軽な非日常や達成感を味わう為にリピーターが多く集まるのかも。


  駐車場到着は4時半。この時間なら大丈夫と思っていたけどほぼ満車であと2,3台ってところだった。
この位置の駐車場を逃すと上のほうまで登らねばならなくて大変。(路駐してる人がやたら多い)


  運動場は強い朝モヤ。路面は濡れている。
少し仮眠した後は自転車をセットアップしてローラー。隣に駐車した人に除雪作業でスタートが30分遅くなったと教えて貰う。
  受付に向かうと、コースがハーフに短縮されたとのアナウンス。

  受付で渡されたエントリーリストを見ると男子30代後半のカテゴリー参加者は280人ほど。
知った名前もちらほら見える。優勝候補は今井さんだろうか。妻と「入賞したら蔵王出ていい?」「優勝したらね」なんて会話も、万が一にも入賞は無いだろう。普段からパワーメーターなんて使ってるとレース前から結果がわかってしまってちょっとツマラナイ。ヒルクラは特に。

  スタートに向かう際、よっしーさんに会う。こんな雑魚のことも覚えてくれているようでご挨拶。
最近ホビーレース界は全くノーチェックで、よっしーさんは大腿骨を折って大変なことになっていると聞いていたがもう復活してるのか。「実力的にはまだまだチャンピオンクラスで走れるとこまで回復してない」なんて言ってたが、こっちがゴロゴロしてる間にきっと凄い努力してるんだろう。普段頑張ってる素振りなんて全く見せない人であるが。

  他にもなんだか知らないうちに大所帯となっているナッカラーノの人や、ブルベの面々とお話。ソーバートレーニングのtarmacさんはリストにあったが来ていないようだ。最前列に並べる身でもなく、前から3列目あたりに並び、いよいよスタート。ドキドキする。


  スタート直後は皆やたら飛ばす為、ここで千切れる可能性が高いと思っていたがこのペースならなんとかついていけるか。斜度が上がったときは300W超。緩やかだと200Wほど。それでも急斜面で人数は減っていき、暫くするうちに集団は20人ほどとなった。

  これだとややオーバーペースか、まあ行けることまでついてくかとスタート7分後。急斜面で集団はスピードアップ。集団後方にいた今井さんはスルスルと前のほうに上がっていく。ここまでついてこれたのは緩斜面でのドラフティングのお陰で、これ以上は無理なのでここで離脱。わずか7分のレース。ココからはサイクリング。

  今回は気持ちが切れずに最後まで全力で走ることが目標。一人になっても一定ペースで。前から零れ落ちてくる同クラスの人はあまりおらず、いたとしてもペースが合わなくて協力体制にはならずに殆ど1人旅。開始26分では2分後スタートの40代先頭に抜かれた。このくらい時間が経過すると序盤の苦しさが治まり、気分よく走れるようになってくる。いや苦しいのには変わりないか。

  一人で淡々となので特に書くようなレース展開も無く、終盤の平坦区間で単独でモガいていたら後ろから40代カテゴリ4人+同カテゴリ2人の集団に追いつかれ、後ろにいるなら一人で頑張るの無駄だったとガックリ。斜度が急になってゴール前。スプリントするような順位じゃないと言い訳をしながら集団を見送ってダラダラ。ここまで力を使い果たしていてスプリントなんて余力は全く無かったのが本音。それでもゴール前で本橋さんの声援が聞こえて少しだけ加速して終了。タイムは44分ちょっと。

  最後までタれずに頑張れたと自分ではまあ思う。力は出し切れたか。
でもやっぱりトップと1割以上もタイム差があるのは悲しく、レース会場で顔を合わせる知人たちは皆私より好タイム。そのうち「あんた誰?」ってなるよな。


  雪が残るロッジの前に自転車を置いてブラブラ。


  走りがヘボいので写真撮るくらいしかやること無いし。


  ドラム缶に薪をくべて温めた足湯が。イベントの時だけやるみたい。


  そしてアルクマ登場。


  ニホラン選手が自分の自転車をクマに持たせていた。カワイイ。


  MCのつぐみさん。(とアルクマ)
妻がダラダラとゴールするころには既にクマの姿は無く、そこにあるのは


  キャラバンカーだけだった。
このサイズの車だとクマ乗れないじゃんとの疑問に、「頭を外す」と妻から何の夢も無い返答。
あとアルクマは頭のリンゴの枝だけ外せるらしい。


  優勝者のトロフィーは花瓶。八ヶ岳の副賞は地元の手作りでいつも素敵。
終わったらもう一本登って帰るつもりも、疲れていてとてもそんな気になれずに帰宅。


  雪の残る山々が美しい。

  帰りは中央道で。大月からはいつもの渋滞のため、雛鶴経由で帰ってみた。これが快適。
車を運転するといつも極度に眠くなるのに悩まされていたが、どうやら前に車がいると眠くなってくるらしい。
  思い返せば自転車でもそうだ。これでPBPの時のわけがわからないほどの眠さ(そしてその後の単独サイクリングでの回復)も説明がつく。常に自分の前に人がいる状態がダメだったんだよ。

  全く、なんて身勝手なんだ(私の前を走っている連中が!)と悪態をつきながら家に到着。


  後半はダンシング,シッティングの繰り返しで出力の変動が大きめ。ただ全体的にはそう落ち込まずに調子がいい時のように最後まで走れている。
  44分5秒の平均出力は265W。NPは269W。
このiBikeによる出力はTTP1で貼ったZIPPホイールでのプロファイルで生成されているので、実際はこれより転がるぶん低い値となる。Crrが0.005->0.003とすると平均出力は254W。面倒なので今回のホイールで測定はしない。

※この後計測。平均出力は253W、NP258Wだった。

  FTPは240W弱と目論んでいたが、250Wほどあるようだ。自己ベストの1割減くらい。

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