2012/04/09

BRM407青葉300km

  先週末は青葉300km。
スタート地点が多摩サイ沿いで家から2kmという、とっても参加しやすいブルベです。

  前日は昼間寝ていたものの、夜は妻のイビキ -> リビングに退散->妻携帯が(twitterとかの?)メッセージ受信で1時間弱でピロピロ鳴る、という波状攻撃によってあまり眠れません。まあ昼寝てたから大丈夫かなあ。
朝5時に家を出て多摩サイをスタート地点へ。


  朝焼けの多摩サイ。桜が綺麗。


  参加者もサイクリングロードを走って続々とやってきます。

  もう4月だし防寒はそんなでなくていいよね、と舐めてたら朝から寒い寒い。
しかもどうやら山中湖の辺りの予想気温は氷点下らしいです。うーん、服を取りに帰ろうかしら。
  寒がりの自分基準で持っていないとはいえ、インナー2枚に防風ウェア2枚あるので大丈夫かなとそのまま出発。走り始めても暫く寒い寒い。

  コース最初は尾根幹を。
寒いので温まるために妻を放置して少し加速します。少し走ったら温まってきて妻待ち。そこからは一緒にタラタラ。鼻水とクシャミが止まりません。大丈夫かこれ?

  花粉症は毎年酷くなっていくので、これは花粉症の症状なのか風邪なのか悩むところですが、頭痛と悪寒がするので風邪と判断。走る気なくなってきました。鼻水は垂れ流し状態になってきたのでティッシュを鼻に詰めてPC1到着。

  もう帰ろうかなー。妻にそれとなくリタイアを提案してみるも、一人で止めれば私は行くけど、みたいな返答だったので渋々出発。
  ここからは牧馬峠&雛鶴峠。登りなのにとても寒いです。妻を置いて2回ほど登り返していたら温まりました。


  これは牧馬峠からの写真かな。とにかく今回は鼻水でつらくて写真は殆ど撮っていません。

  妻はすっかり登りが遅くなっていて、このまま行くとPC2に間に合うかどうか怪しい雰囲気。
PC1で鼻水休憩で30分も休んじゃったのがいけなかったのかしら。といっても高々30分、これでタイムアウトになるなんて思わなかったしなあ。

  登りが苦手な人は大抵下りが速いので取り返せるんですが、鈴木家は下りヘッポコであり、登りが遅くなったら全区間遅くてどうしようもなくなってしまいます。このままじゃタイムアウトだよ、せめて平坦区間は私にドラフティングして速度を稼いがないとダメだよと言っても、タイムアウトになったらなったでいいとあくまでマイペースな妻。しかも逆ギレ気味。やる気があるんだか無いんだかわかりません。鼻も頭もツライのでどうせリタイアするなら早いうちに帰りたいんだけど。

  それでもPC2到着はクローズ20分くらい前に着いたのかな。オニギリを口に詰め込ませて休まずにすぐ出発。ここからは20号で笹子トンネルを抜け、韮崎まで。
  笹子トンネルからの気持ちいい下りを終えて甲府市街に入るとそこからは強い向かい風。流石に風はイヤなのか妻もドラフティングするようになってきました。これなら時間間に合うかも。

  妻の後ろにもう一人男性がついていて、途中のコンビニ休憩で「向かい風の中、前走ってくれてありがとう、一人だと心が折れるところでした」てなお話。最近別に後ろにつかれても何とも思わないし、今回は妻を引いていただけで彼のことを気にかけた走りなんて全くしていないので御礼を言われる筋合いでは無いんですが、それでも何か話しかけてきてくれると嬉しいです。

  20号から外れて富士川を南下してPC3。ここは追い風で一気にスピードアップ。
貯金は70分と、ここからの登りを考えてもなんとか間に合いそう。

  本栖湖までの本栖みち。序盤のアップダウン区間は妻と一緒に走って、斜度が上がって九十九折になってからはまた先行。坂でモガいている間は寒くないし、なにか変な汁が出ているお陰で頭も痛くなくて気持ちいいのです。しかしロクな出力じゃなく、来週の八ヶ岳は絶望的だなとガッカリしながら登坂。


  本栖湖には三脚でカメラを立ててる人が何人か居ました。晴れていたら富士山が綺麗に見えたのでしょうか。右側のモヤモヤに完全に隠れてしまっています。

  標高は1000m。ここから100mほど下った後にまた登って山中湖まで。
日も暮れて気温がガクッと低下してきます。路上の温度計は-1℃。山中湖手前では-2℃となっていました。

  本栖湖からは風邪の症状がどんどん悪化してきて、もうずっと吐きそうです。
熱が出てきたのか寒さはあまり感じません。まだあと90km。このまま走ったら風邪をこじらせてしまいそう、いやもう手遅れなのか?

  折角またレース頑張ろうとやる気になってきたのに、こんな1回のブルベでその後のトレーニングプランを数日棒に振って、相変わらずのバカっぷりに悲しくなってきます。ブルベでもツーリングでも、自分が「本番」と決めたときなら多少の故障は已む無しで走るけど、今回風邪引いてまで完走する意味なんて全く無いよ、PC1で引き返すべきだったと後悔しまくり。もうホテルで寝る!

  手頃そうなホテルを探して手前で妻にもうリタイア宣言。
しかしどうやら妻は一人で走る気のよう。あ、一緒にリタイアはしないのね、そうですね、それなら走るしかないか…
  鼻に詰めたティッシュはあっという間にグショグショになってしまうので取り替えるのも面倒で、マスクの下をビタビタにさせながらPC4到着。雪が降ってきました。

  山伏峠までの登りでは-3℃を記録。その後の道志の下りは雪が降った後で路面がウェットになっていて、凍結に注意しながらゆっくり下り。注意しながらというよりは、寒くて震えが止まらなくなるので停車して休んでの繰り返し。気分が悪くてこの日ほとんど食べて無くて、ここまでの摂取カロリーは1500kcalくらいと圧倒的に不足、そのせいか体が全然熱を発せられない感じ。

  19時間35分でゴールした後はジョナサンで休んで帰宅。翌日は寝ておしまい。
この日記を書いている月曜も、風邪の調子はイマイチで自転車には乗れず。やっぱりリタイアすればよかったかも。


  雛鶴走ったのは久しぶり。峠のピークがトンネルなのをすっかり忘れていて、GPSの等高線見てまだあると思って(時間が無くて)焦ってました。


  富士吉田からの90kmは下り基調なのに6時間かかっています。苦しい思いをして走っても速くなるわけじゃないのに…

■4/7,8
走行距離 330km
累積標高 4690m

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