2012年3月26日月曜日

BRM324埼玉300km

  週末はBRM324埼玉300km日光東照宮に参加してきました。
日光まで行って戻ってくるという埼玉定番のコースで、過去何回か走っています。

 今月上旬の福岡サイクリングで壊れたメインサイクリング車の後輪はまだそのまま。
前日に分解してみますが、新しいベアリングを入手しないことにはどうにもなりそうにありません。
 前後ともホイールを替えて出走か、しかし今回のブルベは久々に妻も参加で一緒に走ると(速度が合わなくて)退屈なのでピストで走ることにします。日光までの坂は結構キツいのですが、2009年にも同装備で走ったことがあるので大丈夫でしょ。

 前日は妻の都合で前泊。
夜に家から30kmの川口駅前のホテルに移動。カッパを着こんで雨天走行。この距離なら防水グローブも中まで濡れてくることは無いし、なにより福岡と違ってしっかり動く自転車で快適です。フリーなんて無いし。

 朝起きて外に出ると雨。予報では午後から晴れるということで期待していたのですが、雨天走行は避けられないようです。そこまで強くは無かったのでカッパは上だけ羽織りました。下を着ちゃうとペダリング時にゴワゴワなるのが嫌いなんです。


 会場到着。
2本足スタンド、蹄鉄状の鍵、ハブダイナモに転がり抵抗の大きなタイヤと、妻と一緒に走る為に無駄に負荷を増やしたスペシャルなピストです。ゴテゴテしていて美しくない最高にファッショナブル!48x16の男気溢れるギア比は34x27愛用者には厳しすぎ。


 地面はドロドロぬかるんでいます。


 強風で壊れる度に埼玉ブルベ運営者のテントは立派になっていき、今ではこんな豪華で雨の中の受付も問題なし。
 受付を済ませて8時にスタート。知り合いは7時スタートが多いのかな。今日は同じ埼玉でも別の場所(愛鷹)でもう一つやってるので出走人数は思ってたより少なめ。

 雨の中でお腹を冷やしてしまって、出発直後にいきなり腹痛。10km地点のコンビニに駆け込みます。雨は直ぐに上がると踏んでいましたが、この後70km地点まで降り続けでしたのでカッパ下も着ればよかったと後悔しました。

 70km地点、信号待ち時にグローブを外してどら焼きを食べる妻。
中までぐしょぐしょになった2重構造の防水グローブを脱いでしまい、2度と着けられないと怒り狂っています。私はグローブ3つ持ってきているのでここで雨があがったここで交換。妻に見せびらかします。今回パニアバッグ付けてくから雨具とかなんでも持っていけるよと伝えたのに、用意していないのは自己責任です。オマケに久々のブルベで泥除けまで付け忘れていたようで、妻のケツはドロドロです。

 怒った妻はコンビニで新しいグローブを買っていました。


 PC1到着時にはすっかり晴れ。
2度のコンビニ停車、雨天の市街地走行でここまで速度が全く出ておらず、107kmのこの地点で貯金があまりありません。

 先々週の福岡400kmでも走っていた自転車雑誌の編集長?が今回も走っていて、他の記者の方が参加者にも取材していました。


 パニアバッグ付けていて目立つためかターゲットになりました。カメラマン撮影中。
装備はどんなのが付いているか(ハブダイナモやGPS,キューシートホルダ等)をチェックしていて、ブルベ取材慣れしている感じがします。使用車種にコンポを書く欄があって、妻と一緒に走る時はヒマなので固定ですと説明。

 ブルベの魅力を聞かれて、「200kmから距離を徐々に伸ばしていく達成感」みたいな優等生的な答えをしてしまいましたが、今の私にはそんな達成感はありません。「週末友達のとこ遊びに行ってくる」ってな感じでしょうか。でもそれだと(恐らく雑誌がターゲットにしている)読者にブルベって何かが伝わらないかなあと。

 シクロなんとか?という季刊の雑誌のようで、ウチらがスタートする少し前にPC1を出発した編集長?にこの後追いついて、「福岡400走ってましたよね」といろいろ質問するつもりだったのですが、ヘッポコな走りで2度と彼に会うことが無く、雑誌の詳細は聞けず仕舞い。


 PC1からは川沿いの交通量の少ない、緩やかな登りを暫く走ります。
ここが気持ちいいので妻を見捨てて先行。途中斜度がやや上がって1km。あれ、固定でこのコース走るのってこんなに楽だったっけ?もっとギリギリだった記憶があるんだけど。
 なんだ、全然キツくないじゃんと、妻のところに引き返して登りなおす余裕があったのはここまで。


 この後一旦下った後は10%超の坂が続く本格的な峠に入ります。
斜度が15%になると自転車の重さもあって速度は5km/h近くに、ケイデンスは10~15。ハンドルを全力で引きながら足を押し込まないと全く動きません。筋肉が疲労して速度が落ちてケイデンスは下がる一方。

 コーナーのキツイ箇所を抜けた後に暫く続く11%で足をついてしまいました。なんという屈辱。
しかもこの斜度だと停車状態から発進できず、暫く押します。

 斜度が緩やかになった部分で再発進してみましたが膝も痛いし、アキレス腱もピキってきました。もう完治したなーなんて安心しててまた痛めてしまいました、アホすぎます。足をついたところはまだまだ序の口で、この後頂上付近がピークなんだけどもうずっと押し。

 足が痛いから無理せず押そう、じゃなくて無理しようがなんだろうがとにかく登れないのです。
3年前はこのピストにパニアバッグは両側、荷物8kgつけていました。今回は片側で3.5kgなのにとても走れる気がしません。あとちょっと、じゃなくて絶望的に力不足です。筋力の低下、それから有酸素運動閾値での出力も2割程度落ちているのでこんなもんなんでしょうか。相当にショック。


 妻はスイスイと登っていきます。
一緒だと遅くて退屈なんて言っておいて、完全に足手まといな私。


 頂上から向こう、日光側には素晴らしい景色が広がっていました。


 折り返し地点、PC2は有人チェック。
日が落ち始めてきてとても寒いです。パニアバッグから着替えを取り出し、雨と汗で濡れたインナーを交換。インナーの上にはレスキューシート素材のようなベスト、ウインドブレークジャージは2枚。そしてタイツはもう一枚履いてダブルタイツ。
 300kmブルベで替えのインナーとか、グローブ3枚とか持って走る人はそういないでしょう。坂には負けても寒さには完全勝利です。普通これだけ着込むと汗が全く抜けなくなって自転車には向かないんですが、もうここからは発熱できるような速度で走れないのでいいんです。


 峠を越えるころには真っ暗になりました。
固定なのでロードで時間を稼げる緩やかな下り坂も苦手で、時間との戦いです。それにオシリも痛くなってきました。(このサドル、アリオネって私には300kmまでのサドルなんだよな…)

 ブルベでは制限時間ギリギリなことが多くても、それはいつでも取り返せるという余裕あってのことです。
しかし今回は最後まで「もしかしたらタイムアウトになるのではないか」と不安で一杯でした。このままいくと到着はタイムアウトギリギリの4時近くになります。眠くなってしまったらもうアウトです。

 「妻と一緒だからピストで」と雑誌に言っておきながらリタイア。
最近ちょっとキツくなるとすぐリタイアなブルベでも、そのあまりにカッコワルすぎな結末だけは嫌だとのモチベーションで最後まで。夜中は歌を歌い続け、そう眠さを感じずにゴール。


 タイムは19時間16分。
疲れました。完敗です。


残り10kmでGPSの電池が切れ、データはそこまで。

■3/23,24
走行距離 344km
累積標高 2500m

2012年3月23日金曜日

2012福岡_13: ヘブンウィーク終わる

3/13
ヘブンウィーク2日目の今日からは600km。九州東から南をぐるっとまわる。
ブルベでよくある600kmのように仮眠を挟んで騙し騙し最後まで走ると翌日以降に確実に響くため、平均速度を上げてでも途中しっかりホテルで休んで300x2にしたほうが楽だ。

しかし翌日の民宿チェックインが20時と、制限時間は34時間しかない。あまりゆっくり寝る時間は無いかもしれない。前半のコースは前々日に走った部分と重なるため、この部分をショートカットしてしまうという手もある。
別府から東海岸線を走るこのルートは走っていて楽しかったため、もう一度同じところを走ってもいいやと重複コースを。夕方と昼とでは見える景色も違うし。

漕ぎ出してみて思った以上に進まない。疲れがどうしようもなく溜まっている感じがする。
これには心当たりがある、昨日の夜にしっかり食べずに寝てしまったのが原因では無いか。600kmブルベでも途中寝て翌日走り出す時に、寝る前にしっかり食べておかないとかなりの間脚が全く回らない。グリコーゲンが枯渇しきってるとか、多分そんなん。

尤もしっかり食べて寝たところで、疲れが溜まってくると走り出してから温まるまでかなり時間がかかるようになる。スタートして10kmでコンビニ休憩なんてよくあることだ。しかし20kmで2回はいくらなんでも進んで無さすぎ、これじゃゴールに着けなくなるぞと、30kmの3回目で、しっかり休んで回復を狙う。

そういえば福岡400の時にコンノさんが関サバを食べたとか言ってたっけな、アジだっけか?
まあサバとかアジが有名なので道の駅でサバ丼を注文。すぐ出てくると思ったら結構待つ。注文が入ってから下ろしているんだろか。
ここでしっかり休んでサバ食ったのが功を奏したのか(実際は一緒に飲んだカフェイン錠剤か)、ここからはすっかり復活。海岸線の何も無い道を軽快に走る。いや、港とか民宿はあるんだけどコンビニが無い、補給ポイントに困る。

100km地点の道の駅で休憩。その後は宮崎まで内陸で登り。
ここの予定コースが通行止めで少し迂回。この登りでとんでもないことが、なんと中学生に抜かれた。

歩道を自転車で走る中学生、車道で横をすっと通り過ぎると立ち漕ぎしてきた。どうやら勝手にバトルが始まったらしい。そして頂上付近で差し返される。あれ、真面目に走っているのに、なにかおかしい。
さっきから、この登りに入ったあたりからスピードが全然出ていない。ブレーキがリムに擦っている感じがする。が止まってチェックすると全く問題無し。ハブの調子が悪いしそのせいかなと思ってたけど、幾らなんでもこの遅さは無いだろう。ピピー、敗北じゃありません。機材トラブルです。

止まってもう一度確認。やっぱり擦っていない。いや、リムがグラグラするぞ。
どうやらベアリング、もしくは受け部分にガタがあるようで、軸を固定していてもリムが左右にガタガタ動いてしまい、ダンシングするなど左右に少しでも加重がかかるとリムがブレーキに当ってしまう。

このガタは福岡400前日にチェックした時にも気づいてたんだけど、ここまで酷くはなかった。
脚を回し続けなければいけないホイールから、漕いでいるとブレーキがかかるホイールに修行度がアップ。もう無理。このホイールで残された距離を走りきれる気は全くせずに、ここで断念。わずか2日目にしてヘブンウィークリタイア。
ここはまだ山の中で、近くの都市である延岡まで50kmもある。でも延岡まで行けば自転車を直すとか、輪行で帰るとか、なんとかなるだろう。とりあえずブレーキを開放して50km。前輪のリムも凹んでるし、あまりよろしく無い状態。

延岡に着いてホテルに入ってさっさとフテ寝。ホイールより宮崎県に入ったら暖かくなるとの期待が裏切られたのがショック。もちろんビールの補給は忘れずに。

■3/13
走行距離: 173km
累積: 2306km



2012福岡_12: ヘブンウィーク始まる

3/12
今日からは九州一周。
今年のGWに福岡ブルベで6日間でSR(200,600,400,300)を走るというのがあり、そのコースを走る予定。
直前まで福岡400終了後に自走で帰るプランだったのだが、折角九州まで行くのだったらそちらを走ったほうが楽しいだろうと前日に予定を変更して帰りの飛行機を予約、コースはこの1500をなぞればきっと快適に違いない。なにせ地元のブルベスタッフが作ったコースだからな。

…前日の福岡400kmで聞いた話だと、WEBにアップされているあのコースは未定もいいところでルートラボで始点と終点を繋いだだけのような感じらしい。宮崎の辺りでは自動車専用道を通っているようだ。なにそれー。
そんな直前にならんとコースなんて作るわけないじゃんと岩本さん。

まあでも一部自動車専用道があるくらいで大まかには変わらんでしょ。ゴールに向かって進めばいいや。この日は別府まで200kmとそんなに無理なく走れるコース。が、前日の疲れが残っていて出発は10時過ぎ。
そして問題はやはり寒さ。福岡の予想最高気温は6℃。最初に登る峠は800m超。この峠麓、まだ標高は100mも無いのに路上の気温計は3℃を表示。
雪がパラパラと舞う中、ヒルクライム開始。中腹では民家の犬がやたら吠えるなあと通過したら、繋がれていなくて吠えながら併走してきた。怖い、ここは千葉か。野犬に襲われた時はボトルの水をかけるといいなんて聞いたことがあるけど、これが全くのデマでより興奮させてしまったらよりピンチ、と逃げる。少し登るとテリトリーから外れたのか犬は戻っていった。

英彦山?の頂上付近には、英彦山タイムトライアルゴール地点との看板があった。
福岡で有名なヒルクライムポイントなのだろうか?こういうのを見るとしっかり走ればよかったなあと思う。
疲れはかなり回復していて流石に登りで寒くなるようなことは無い。でも下りは超寒い。グローブを防風に替えてガクガクしながら下山。しかしこのコース、途中にコンビニが全く無いぞ。

最初のコンビニがローソン、これが65km地点だけど、ここをPCにしてしまうとショートカット出来ちゃうんじゃないかなあと勝手に心配。でもま、福岡のコースは厳格にショートカットできない位置にPCを置いているんじゃない気がする(400を走ってそう思ったが実際は不明)。ここでローソンに寄らずに向かいの道の駅へ。バイキングのノボリにつられた。

バイキングなのに○○円~の「から」ってどういうこと?と思ったら、蕎麦とうどんを頼むとバイキングがついてくるらしい。バイキングというよりは煮物とかちょっとしたおかず。ノーマル蕎麦より150円(だったっけな?)高い舞茸蕎麦を頼む。バイキングの中に天ぷらがあって、天ぷら食べ放題なのに舞茸の天ぷら入りを選んでしまったことを後悔。だがバイキングの天ぷらの中には舞茸は無いし、量がスーパーの1パック丸々使ってるくらい多い。満足して出発。

その後もコンビニは100km超の宇佐市に入るまで無し。
最初の山を下ってから気温は8℃と上がってきた。山の西(北)と東では気温は結構違うのかもしれない。
宇佐は、以前ツールド国東に来た時にも走ったことがあって、ようこそUSAへの看板とか狙っている。
小浜->羽合->宇佐とアメリカ万歳ツアーの旅もついにここまで来た。

前日から強く吹き出した風で宇佐のあたりではちっとも前に進まない。
日が暮れてくると急に寒くなってきた。今日は400の時と違って寒さで走れないというほどヘバってはいないが、コンビニで休憩してしまうと寒くて走り出せなさそうで、補給不足を感じつつも走り続ける。熊本空港のあたりが寒さのピーク。国東半島を回って別府市街に入り、ここでようやく1℃。もうヤダこんな南国。

出発が遅かったせいでこの日もすっかり遅い到着になってしまった。
ヘブンウィークの宿は翌日以降はブルベと同じ宿を予約、この日だけ違うのはもっと安いところがあったから。但し別府温泉なのに温泉は無し。
徒歩1分くらいの提携ホテルの温泉大浴場が無料で使えるとのことで行く気で予約したのだが、疲れていてユニットバスに入ってそのまま就寝。

■3/12
走行距離: 199km
累積: 2133km



2012福岡_11: BRM310福岡400 後編

3/11
どのくらい経ったのだろうか。頭はすっきりしている。便器に座ったまま結構眠ったようだ。
起きて立ち上がろうとすると足首から先の感覚が全く無い。よろけてしまって全く立てない。一瞬寒さでダメになってしまったのではと焦ったが、便器に座って血流が悪くなっていたことで痺れていただけだった。

外に出て時刻を見ると0時半。
何時から寝始めたのかわからないが、コンビニスタートして30分も走っていなかったと思う。1時間以上は眠れたのではないか。もう岩本さんたちは先に通過してしまっただろうか。
仮眠をとったことで頭はスッキリとし、走るのには支障が無くなった。寒過ぎるというとてつもなく大きな問題は残っているが。寝ている間にボトルの水は凍っている。どうせ冷たくて飲めないからどうでもいい。

ここから先は、とにかく寒さとの戦い。
一様な登りではなく、登っては下っての繰り返しで標高が上がっていき、この下りのせいでちっとも体が温まらない。事後の情報によるとこの日明け方の峠は-4.7℃にまで下がったようだ。PC3の時点で既に氷点下だったらしい。ブルベの何がイヤかって、寒いことなんだよ。

下りもダラダラと登り返しが続き、標高は一気に下がってくれない。ずっと寒い。
それでもPC4の手前30km地点でようやくコンビニが出てきて、ここでカイロを買って貼りまくり。PC3では手持ちの1つしか使わなかった。
ツーリング用のシューズはあまりタイトでは無く、つま先用のカイロを入れても十分に余る。とはいえ(特に冷えると)漕ぎづらくなるので、いつもこの手のカイロは爪先の上側に貼っていた。コンビニには靴の底面全面に敷く靴型のカイロも売っており、これと爪先カイロでサンドイッチ。これが効いた。末端が暖まるとだうぶ違う。

PowerTapホイールでなくなったためにスタートからの距離はGPS頼み。これがトンネルなどで数kmの誤差がでちゃって、ルートは登録してあるからいいんだけどPCの位置がわからない。数km手前から同系列のコンビニを見かける度にここかな?とチェック。(PC4はここまでコンビニが無かったのですぐに見つかった。が距離の誤差が1kmくらいあってちょっと焦った。)
PC4に到着したのは5時頃。ここはミニストップでイートインあり。中には取材の人(なにかの雑誌の記者が車で追っていた)が居て、暫く話し込む。買っては食い、買っては食いの繰り返しで粘る。
日も出てきて出発しようとしたときに岩本さんら到着。また中に入ってオシャベリ。で、一緒に出発。PBPや台湾ブルベ等で一緒に走ったことのある岩本さん、登りはイマイチでも下りがとても速い。そんな彼は去年末にリカンベントを買ったらしく今回それで出走していた。

登りになるたびにもう笑っちゃうくらい遅くて、本人も「全然進まなくて頭にくる」なんて言ってる。ほんと笑っちゃう。九州男児な岩本さんにリカンベントは似合わないのではと思っていたけど、走りを見るとより岩本チック。ロードとは脚があわないからと離れての走行。

ようやく日が出て暖かくなってきたと道の脇の温度計を見ると0℃。全然暖かくないし。
お腹が痛くなってきてピットイン。ここからPC5までの40kmは3回もコンビニに。ダラダラ。

PC5では吉田さんがいて、私の壊れたホイールをショップで見てもらってくれていた。
本当にありがたい。でも残念ながら直らなかったみたい。レーシングゼロなんて借りちゃったからここまで一気に来て「ブレーキで借りたホイールのリムを削るわけにはいかなかったのでノンストップで来ました」なんて言う予定だったのに、もうスタートから22時間経過している。このPCでも1時間以上ダラダラ。

最後の区間だけは真面目に走ろうと、疲れた体を奮い立たせて500m程度の峠にアタック。
最初とこの最後、頑張れたのはそこだけか。登りで遥か先に行っていると思った岩本さんを抜き、下りで私がミスコースしていたようで、いつの間にかまた前に居る彼に驚き(最初似たようなリカンベント走ってるなあと別人と思った。)12時を過ぎてようやくゴール。

クローズタイムの15時まで皆と話した後はホテルに移動。
ここまでのツーリング。250km/dayを目標にしていたので、ブルベ2日で400kmってちょっと少ないよねとわざわざ離れた宿をとっちゃったんだよね。とはいえ35kmなんだけど、それでも疲れて帰ってきた後だと後悔。近くの宿とればよかったのに。(安かったってのが最大の理由だけど)

ホテルに着いたらビールビール。あー疲れた。というか寒かった。
明日からの1500kmは走れるんだろうか?ホイールは壊れたままだし、この400kmの途中で宿泊作戦が失敗したことにより、体も予定以上のダメージを受けてしまっている。

■3/10,11
走行距離: 466km
累積: 1934km



2012福岡_10: BRM310福岡400 前編

3/10
朝起きて朝食を食べた後、スタート会場に向かう。
12時スタートなので比較的ゆっくりできるが、昨晩の到着が遅くて十分には寝れていない。
1週間を超えロングライドを続ける場合、しっかりと良質な睡眠がかかせないのだ。

ホテルから会場までは事前登録したルートでは25km。
が、青看板に従って走ったら30kmになってしまった。しかも一山越えるし。ま、これから400km走るのに5kmくらい誤差だからいいか。
心配していた心肺は問題なし。昨日のように登りでもがいても脈が飛んだりしない。
もう少し寝たかったとはいっても走行距離は180kmほど、200km/dayを下回っていれば体の受けるダメージはかなり少ないように感じる。

到着して、関東ブルベやPBPで何度かお会いしているみのりの伊藤さん、それからtwitterなどで今回のホイールトラブルに対して工具の手配などしてくれた吉田さんに会う。

早速工具を借りて後輪のスプロケを外し、ハブの軸をバラす。
うーん?軸をまわしたときに片側のベアリングが回らないんだけど、なんだろう。とりあえずそのベアリングのシールを剥がしてみるがなんともなさそう。(逆側のベアリングにガタがあり、多分そのせいでうまく回ってなかった)

スプロケのラチェットはドロかなにかでドロドロ。こんな所ちょう度の高いグリスなんて塗らないんだけど、このドロドロは何だろう。全部ふき取る。ちょっと乗ってみたらフリーが回るようになっていた。やった。

続いて伊藤さんからニップル回しを借りて前輪の振れとり。なんて忙しいスタート直前なんだ。
振れはとったもののリムは一部へこんでしまっているのでブレーキをかけたときにガタガタするのはかわらず。まあ仕方が無い。今回の旅行が終わったら廃棄だな、ペダルもタイツもダメになったし、金かかるな…

一通りメンテ後に受付を済ませ、出発。時刻は12時少し前。
あーコースの確認をしないと。今回のブルベは全然準備ができていなくてGPSにコースを入れたのみ。周回コースがどっち回りなのかもわかっていない。(GPS上でルート表示するとどっち周りなのかわからない)

確か序盤に内陸の山を越えるんだよね。そこまで全力で走って、中間地点を過ぎたらどこかのホテルで寝るつもり。疲労がたまった状態でどれだけの速度で走れるかわからないけど、後半の別府あたりに出てしまえば寝る場所はたくさんあるはず。
「左回りだよね?」と確認すると、主催者の岩本さんから「距離感は壊れていると思ってたけど頭まで壊れているのか」と優しいお言葉。どうやら左回りだったのは去年で、今年のコースは逆周りらしい。山を越えるのが後半なのか、どうりで直前に掲示板を見たときに寒さで厳しいコースとの書き込みがあったはずだ。

勢い良くスタート場から出て行くといきなりフリーが回らない。やっぱりダメか。速度を上げると回らなくなるんだよね。
あわてて引き返して、「やっぱりダメ」

ここで吉田さんが持ってきてくれたリアホイールを借りることにする。こういう時はちょっと図々しいくらいのほうが楽しいのだ。この借りは今度関東でホイール壊れてた人に返そう。長崎の借りを江戸で返す。ちょっと場所違うか。
貸してくれたホイールはレーシングゼロ。そんなレース用の高級ホイールを貸してくれるなんてありがたすぎる。サポートカーでも市民レーサーにこんなスペアホイールは提供してくれない。MAVICカー以上の奇跡。

後輪をつけかえてほぼ最後尾、12時定刻にスタート。
岩本さん情報によると森さんという人が速いらしい。ハンドルにはDHバーをつけている。
スタート後暫くはこの森さんと一緒に走る。しかし彼、登りが滅法速い。というより私が遅いのか。

脚に痛みもあり、こういった疲労が蓄積している状態だと有酸素閾値を超える走りは出来ないのだ。
1時間弱走ったところ、前の集団を追い抜いた時に一人ついてきてそこからは3人で。このもう一人も登りが速い。これでも自称クライマーなんだけど。

PowerTapホイールは交換してしまったので出力はわからないんだけど、恐らく登りでは300Wを大きく超えている。
こういったレース的な走りはダメなんだよ。ただでさえ苦手なのに今回は疲労という言い訳つき。それでも一緒に行きさえすれば時間は大きく稼げるので頑張って一緒に。このペースで400kmは無理だなあ。

マイペースで行ったほうがいいと判断し、50km程走ったところで脱落宣言。ここまで有難う御座いました。
が、森さんがジュース購入、その後は2人でダラダラと走るもなかなか追いついてこずに(ミスコースしていたらしい)自然崩壊。つきっぱなしは悪いので前を引けなくなった時点でもう一方から離れてだらっとPC1まで。

ここ福岡400kmの序盤はアグリラインという名の広域農道。これが全くのビーフライン(埼玉ブルベでよく通る広域農道)。
7,8%、時折10%を超える短いアップダウン。車なんて殆ど通らないのにやたら立派なトンネル。交差点は交差する側が優先で、決まってこちら側が停止。しかも坂を下ったところにある信号。
極めつけは道の両側の側溝とその外の岩壁。これの雰囲気までビーフラインにそっくり。

目を閉じてここに立ってビーフラインと見分けが付く人なんていないと思う。それくらい似ている。ここはもう埼玉ですよ。

86km地点のPC1は3時間10分で到着。このペースなら200km地点に8時間くらい到着できそう、思ってたより走れてよかった。240kmが第3PC。その後は320kmと距離があるので、240km地点ですぐ宿を探せば5,6時間寝れそうだ。
埼玉を走っていると休憩が短い人をよく目にするけど、ここ福岡では直ぐに出て行く人は少ないのかもしれない。後から到着した森さんも、一緒に走ってたもう一人の人もゆっくりと食事をしている。
20分ほど休んだところでこれ以上は休みすぎな気がして先に出発。どうせ一緒に出ても彼らの速度では走れそうにないし。

PC2の別府まではアップダウンも少ない幹線道路。
一気に速度が上がる。調子いいんじゃん。別府市街に近づくにつれて信号が増え、街中通過で平均速度は低下。それでもまだ25km/hは上回っている。とにかく走ることに集中しなければ。集中さえできていれば疲れも寒さも感じない。別府市街で信号待ち時に後ろの自転車乗りから「今日は何kmですか」と声をかけられた。こんな聞き方をするのはブルベを知ってる人しかいない。ここ九州でもブルベは有名なのかな。

そのまま一人でPC2。もしかしてこのまま最後まで走れちゃうんじゃないの?
400kmを最後まで頑張って走ったのってもう何年前のブルベだっけ。とにかく集中しろ、集中しろ教。念仏のよう。
埼玉忘年会でのzucchaはもっと頑張れよとの白木さんの言葉が頭をよぎる。別府市街を抜けてからは東の海岸線。ここは交通量も減って走りやすい。伊豆半島と比べるとアップダウンも殆ど無し。

200kmは7時間40分。で、ここからいつものように失速。
寒くて走れなくなってきた。若干の登りなのに寒い。出力はいったいどのくらい出ているんだろうか。
走行時、200W近く出ていれば0℃近くても余り寒さを感じない。自転車が高効率とはいえ、推進力に変わるのは1/4程度であとは殆ど熱となる。これが150Wくらいだと5℃程度、100Wまで落ちると1桁後半でもとても寒い。
登りで寒いということはもう相当疲れているんだろう。ヘロヘロとPC3、240km地点に到着。時刻は21時40分。40kmを2時間かかってるのか。寒くてたまらなくて、ここで宿を取って休むことを決意。白木さん、また頑張れませんでした。

そのうちに森さんともう一名も到着。2人ともとても寒がっている。ここのPCにはスタッフの方がいて、ここまで越えて来た峠(ようするに今からウチらが向かうところだ)は既に0℃を下回っていたと、素敵にやる気を削いでくれる。さらにスタッフによれば私が到着する30分程前に既に一人到着していて、あっという間に休憩を終えて先に進んでいったそうだ。

スマートフォンで宿を探し続けるが、この近くに宿は全く無し。雨の鈴鹿でホテルに篭ってずっとゲームしていたのがいけなかったのか、最近このスマホは高負荷のアプリで熱を持つと直ぐにリセットがかかる。最悪。

寒い中震えながらリセットを繰り返す電話と格闘。結局宿は見つからず。もう諦めて出て行くしかない。時刻は23時。あと1時間もすれば岩本さんらメインの集団が到着するのではないかとの話。とにかくここにいても寒いし、走りながら宿を見つけるしかない。ラブホ、ラブホ。集中教からラブホ教に改宗。もう頭の中ラブホで一杯。

しかしこの後の山道が、ホテルどころか店すら全く無いような細い道で、絶望的に走るうちに眠気までやってきて、こりゃもうだめだ。こんな中で走るのは危ないし、寝たら死んでしまうのではないだろか。(既に氷点下のこの峠で仮眠した人もいるらしい)
こういったときに暖かさを感じるトンネルですらこの日は寒い。
避難場所を物色しながら走ると、そこには物産店。真っ暗だったからわかりにくかったけど、トイレがあって開いていた。しっかりとしたつくりで中に入ると暖かい。

本来の使い方でなくて悪いが、ここで暫く眠ることにしよう。個室は3,4つあるのでこの夜中に閉店している物産店のトイレに駆け込む人が居ても邪魔にはならんだろう。
便器に座ると足元が寒い。九州は暖かいとばかり思ってたからタイツが防風じゃないんだよね。
床に三角座りのほうがいいかなと試すとお尻から床の寒さが伝わってきた。便器に座って寝るスタイルでいこう。

ここのトイレ、つくりはしっかりしているし電気が自動点灯なのがいい。
動かないでいれば真っ暗になる。膝を抱え、あっという間に眠りについた。



2012年3月16日金曜日

2012福岡_09: ガタガタすぎるスタート前

3/9
関門トンネルを抜けて九州入り。博多まで。
距離は180kmとダラダラ走っても早い時間に着け、明日に備えて十分休めそう。

膝の痛みは昨日から回復している。よかった、悪化してたらここで終了のつもりだった。
昨日は膝に意識がいっていて気付かなかったが、左肩と首も痛んでいるようだ。
もうボロボロ。いや、ボロボロなのは体よりも自転車。

脚を止めた時に動かないフリー、チェーンの張りで脚に衝撃がくるようになった。
止めているクランクが回ってしまうほど回らない。
萩から下関までは海岸線を走り、この道が車が少なくて快適。道は楽しくても自転車は楽しくない!
そんなのは勿体ないので山の中でなんとか自転車を整備しようと試みる。

クランクは閉め直して異音解消。前輪のカチカチは何故か鳴らなくなった。恐らくスポークとニップルまわりのトラブルだったため、走ってるうちに状態がかわったのだろう。プーリーは注油。サビサビで根本的な解決にはならんが多少はもつ。

問題はやはりリアハブ。工具は無いがなんとかならんもんかと調べているとフリーの隙間に髪の毛のようなものが。
ドライバーなどで引っ張りだすと、50cmほどの糸。
これが巻き付いていたから回らなかったのかと、大喜びで走りだす。やっぱりダメでぬか喜び。
ベアリングにガタもあるみたいだし、そんな単純な問題じゃないか。

体にもガタがきていて、坂でもがくと動悸が。
心臓に手を当てると心拍が、ドクッ、ドクッ、カ、ドクッっと飛んでいるよう。
不整脈?こんなのは初めての経験でかなりビビる。もがくと必ず起こるようだ。

最近妻は「どうせ年金貰えないから早く死ぬしかない」みたいな悲観的な事を言っている。坂でもがいてポックリなんてのは苦しまず理想的な気もするが、いくらなんでも早すぎる。
ポックリしたくないからゆっくり走る。

途中薬屋で足りなくなりそうなキズパワーパッドを補充時にペンチが売っていたので、これでハブばらせないかとメンテ開始。薄いスパナでないとやっぱりダメ。無駄なものを買ってしまった。
ついでにドロドロになったチェーンなどを掃除する。

人道関門トンネルは入り口が見つからない。関門トンネルの標識に沿って進むと自動車専用道。
自転車はこっちってどこかにあればいいのに。まあ標識なんて全部車の為の物だから期待してないけど。
トンネル内は自転車に乗るの禁止でクリートでカツカツ歩くとそこそこ時間がかかる。ここを往復しているトンネルランナー?が結構いた。

ホテルに着いたのはすっかり遅くなって22:30。明日のブルベに響かなければいいが。
不整脈を調べてみると、疲労とストレスで出ることがあるらしい。
この程度の疲労感はよくあることだが、落車の怪我や自転車トラブルで体はかなりストレスを受けているのかもしれない。

■3/9
走行距離: 182km
累積: 1468km



2012年3月15日木曜日

2012福岡_08: 落車

3/8
この日の予定距離は270km。山口県、萩まで。
昨日は引いていたルートが自動車専用道だったことが数回あり、距離は予定より20km長くなった。自転車の調子も悪いし急がないと。

産業道路を北に向かい、島根県の北にちょこっと出てる「とって」ぽいところへ。
境水道大橋はでかい。橋の手前の高架で自動車専用マークがでて渡れないのかと焦ったが、高架部分だけでその後の橋は大丈夫のようだ。「とって」に入って西に向かい、松江、それから出雲。

松江の街中では、古ぼけたいかにも酒屋な入り口のガラスに「ふぃぎゅあはじめました」の貼り紙とディスプレイ。
店主息子の趣味なんだろか?店との不釣り合いさが可笑しい。

ここ島根県も交通量は少ないが街中はそれなりにある。
止まっている車の脇をすり抜けていた際、細い路上に入ろうとした右折対向車と接触。速度を出してなかったのでなんとか止まれ、横に切ったハンドルと車のボディとの間で手を挟んだのみ。危ない。気をつけないと。

このあたりから回らなかったフリーが復活。とても快適。
気分良く出雲大社。このままいけは、予定より早く宿に着けそうだ。

出雲大社は入り口の写真を1枚だけ撮って通過。
幹線道路の国道9号に合流する直前でそれは起きた。高々100mほどの、長くはなく新しいつくりの橋。
カマボコ状に盛り上がった橋、一気に加速して乗り越えよう。

あっ。
体が宙に舞った。
一瞬の出来事だったが何が起きたかはわかった。
前輪が橋の継ぎ目にはまってロックしてしまったようだ。
次の瞬間両膝に走る痛み。自転車から前に投げ出されてらしい。

幸運にも車通りは全くなく、自転車を歩道にうつしてうめきながらtwitterにつぶやき。
痛いよう。

しばらく休んだ後は近くのローソンに移動。傷と自転車の確認。
脚はあちこち痛かったけど切れていたのは左膝のみ。あとは手のひら。止血してキズパワーパッド。
グローブとタイツの左大腿の部分が少し破れている。自転車から投げ出された時にSTIに引っ掛かったようだ。

内側にずれたSTIを直してフォークコラムのチェック、たぶん無事。
前輪はリムが凹んで振れている。ブレーキをかけるとガタガタする。

膝が痛くて漕げそうにない。これからどうしよう。
痛いといってもただの打撲っぽいし、2日もすれば良くなりそう。ここで帰ってしまったら福岡400開催日に家で後悔する。1000kmちょっとで終わりなんて嫌だ。
とにかく福岡までは行こう。痛み止めを飲み、少し痛みが引いたところで出発。1時間で13km、ダメだこの速度じゃホテルまでの170kmとても辿り着けない。

電車は走行ルートに沿って通っているので、無理になった時点で輪行すればいいか。
また走る。前輪は1周するごとにカチカチ音がする。プーリーは錆びてキュルキュル。クランクからも音がするし、ここにきてまたリアのフリーが回らなくなってきた。しかも前日より悪くなってる。

隣でイビキをかいてる妻の鼻を押さえたら歯ぎしりしだした感じ?
この乗り物は自転車じゃない。ストレスだ。ストレスの塊だ。叫びながら海に放り投げたい。

もう走っていて全然楽しくない。ても何故か自転車の調子がどんどん悪くなるにつれ、脚は回るようになってきた。
逆境だからだろうか。人間て面白い。

ここからは意地で漕いでいて、道のことはあまり覚えていない。
国道9号にでてからは山の中を突っ切る幹線道路で楽しくなかった気がする。
宿に電話し、チェックイン時刻を過ぎても大丈夫か尋ね、23:30、萩到着。

■3/8
走行距離: 274km
累積: 1286km



2012年3月12日月曜日

2012福岡_07: はじめての山陰

3/7
京都府舞鶴から鳥取の西端、皆生温泉へ。

まずは天橋立まで。昨日の若狭街道とは異なり、車通りが減って走りやすい。トンネルの幅も若干広いようだ。
そしてミニストップはある。最高。ただこの後天橋立からは九州に入るまでミニストップはあまり見ない。生息範囲が謎だ。
イートインあれば何でもいいんだけどね。

1時間ほどで30kmの天橋立到着。だいぶ速度も出るようになってきたぞ。これなら今日の予定236kmも案外早く到着できるかもしれない。が、天橋立渡るのに30分で結局いつもの20km/hペース。

自転車で渡れるのかどうかわからなかったのでちょっと眺めて素通りの予定ルート。対岸まで問題なく走れるみたい。
距離は3km弱と歩くには少し長いからか、入り口付近の土産屋にはレンタサイクルがずらり。対岸で乗り捨て可能なものも。
タンカー通過中で回転している橋が繋がるのを待って松並木へ。地面はダートで走りづらいがタラタラ進むので問題なし。カメラ持って来なかったのを後悔。今回の旅行中はスマホで撮ってこのblogに載せようと思ってたらアップロードが上手くいかないの。

対岸からは海岸線をぐるっとまわってもとの場所。ケーブルカーで高所に行って上から天橋立を眺めることも出来るようだ。
そんなに時間あるわけでなくスルー。またいつか妻とでもくればいいや。ワイナリーとか海鮮丼とか惹かれるものも素通り。丹後半島はまわらず、突っ切って西へ。

ようこそ京丹後市への看板を見て、さっきから横を走っている電車はタンゴ鉄道だったのではないかと気付く。
ダンゴ鉄道ってなんでだろう。車両は団子デザインでないし、どんな由来があるのか妄想して楽しんでいたのに。
ここ京丹後で看板がローソンのガソリンスタンドを見てびっくり。そういやローソンって別の店が中に入ってることあるし、どこかと提携してるんだろか。
あと驚いたのは雪の多さ。道路を除雪して積み上げられた雪が歩道や交差点の角に山盛り。鳥取までずっと。こういう光景って関東じゃ見ない。

兵庫に入って自転車の倍の高さにまで積み上げられた雪の写真を撮り、走り出したらリアディレイラーからガタガタガタとけたたましい音。どうやらフリーが機能していないようで脚を止めてもホイールと一緒にまわってしまい、クランクが停止しているので上側チェーンは弛んでチェーンステイに打ち付けられ、下側はRDが伸びきった状態になったところでようやくフリー回転、RDがもとの位置にガシャコンと戻るの繰り返し。何か詰まったのかと慌てて停車。

手でフリーを回すと問題なく回る。リアを持ち上げてホイールを空転させても大丈夫。
でも乗ってスピードを出し始めるとダメなようだ。何だろう。ホイール外してチェック。

フリーやスプロケはおかしくない。ただ車軸を回しているとハブシェルに対して一定位置でかなり抵抗を感じることがある。そしてこの場所でフリーもつられて回ってしまう。
状況から考えると、軸がボディーに対して斜めになってる、ベアリングがずれたか軸が歪んでいるように思う。ばらして確認したいがハブ用のレンチは流石に持ち歩いてはおらずどうしようもない。

脚を止めても進むことは進むが、RDが凄い勢いで規定動作外の位置まで伸縮を繰り返してるのでそのうち壊れるだろうし、ステイ上部チェーンの弛みはコネクティングピンのロックを外すかもしれない。弛んだチェーンがスポークに巻き込んだら大惨事で、フリーが完全に回転しなくなったらRD、あるいはハンガーがもげる。
とにかくこれは危険なのでピストのように脚を回し続けなければならない。まあピストでブルベ走ったことあるし、それだと思えばいけるだろう。福岡に着いたらブルベ参加者に工具を借りて調べるか。

天橋立観光と、想定外のトラブルで遅くなってしまった。
急がないとホテルチェックインに間に合わなくなるかも。しかし内陸部を突っ切って走る予定ルートはことごとく自動車専用道。
海岸線の起伏あるウネウネ道を走らないといけない。が、この自動車専用バイパスがあるため、ただでさえ少ない車通りはこの迂回ルート部分では殆ど無し。非常に快適サイクリング。海岸線で眺めもいいし。80kmくらいコンビニ無しだったけど。

鳥取に入った。市街は栄えていて久々のコンビニ。ここから西ではポプラというコンビニをよく見かけるようになる。
Edyが使えるかどうかわからず最初は避けていたがどの店舗も使えるし、ご飯は後から店で盛る「ポプ弁」なるパッケージも面白い。カレーのルーだけが容器に入っていたりとかなり異様な光景だが、こちらの人はこれが普通なのだろうか。

交通量が多い栄えた鳥取市街を抜けるとまたしばらくなにもない道が続く。なんとなく北海道を思い出した。
日が暮れる頃、最近犬CMで有名な羽合を通過。ハワイリゾートガーデンなんてあり、ちょっと鳥取調子に乗りすぎではないかと思う。

疲れてくるとピストごっこが嫌になってきて、もう自転車壊れてもいいやと脚を止める。
が幹線道路で大型がそこそこ通り、事故ると危ないので速度の出る下りは全力で回す。ホテル到着は22時少し前、ウェルカムドリンクでワイン貰えるのは21時までだってさ、ちぇっ。

皆生温泉街から少し外れた位置にあるこのホテルウェルネスは、温泉宿というよりは健康ランド。(お湯はもちろん温泉)
ただ宿泊しない客の利用は22時までで、それ以降は宿泊者のみとなるので遅く到着した私には全く普通のホテル。自転車の盗難を心配して、ロビードアの内側に入れさせてくれて満足。

■3/7
走行距離: 255km
累積: 1012km



2012年3月7日水曜日

2012福岡_06: 予定コース復帰

3/6
朝起きて外を見ると雨は上がっている。やった、昨日走らなくて正解だったかも。
朝食バイキングをもりもり食べて出発。サボって寝てて予定の半分も走れてないから今日からは頑張らないと。

鈴鹿から亀山に向かってそこから国1。琵琶湖に出た後は和歌山からの予定コースに合流。
西岸を北に走ってから舞鶴へ。
紀伊半島ショートカットするならわざわざ鈴鹿まで来て高いホテルに泊まらなくても岐阜羽島でぶらぶらしてればよかった。

亀山は2日前のブルベで寄った食堂の前を通過。なんだかなあ、2日後にまだ同じトコを走ってるなんて。
その食堂の手前1km。同じく亀山焼うどんキャラクターのノボリがある喫茶店の壁には、眠気を覚ますモーレツ紅茶との表示。亀山特産らしい。聞いたことない。
しかもモーレツ紅茶チェーン。そんなチェーン店も聞いたことない。恐るべし亀山。もう少し近かったら皆で飲みに行けるのに。

国1のちょっとした峠を越えた後は大津。琵琶湖湖岸の歩道にはサイクリングロードの文字とペイント。
だけどやっぱり歩道なんだよね、交差点の度に段差。車はほとんど走ってないので車道を走る。前から来たロード乗りも車道を走っていた。もったいない。

琵琶湖からは若狭街道で小浜。想像より道の脇に雪が残っており、気温が下がって肌寒い。
この道、交通量、中でも大型が多いのに狭い幅、荒れた路面と走りづらい。
最悪なのがトンネルで白線はボコボコの凹凸。その外側の側溝の蓋には泥が堆積していてハンドルとられて危険。狭いのに白線内側しか走るとこなし。

この走りづらい道にもいい点はあって、小浜から舞鶴までの35kmの間にミニストップが6軒。ストップし放題。
休養が十分だったか、この日の200kmは最後まで集中して走れた。

■3/6
走行距離: 205km
累積: 757km



2012年3月6日火曜日

2012福岡_05: ごろごろゴロゴロ

3/5
朝起きて外を見ると雨。結構降ってる。
明日の予報も雨のち曇りといまいちで、できれば今日のうちに100kmほど走っておきたいところ。

でもなんか調子悪いなー。BRM303でも風邪っぽかったし、悪化させちゃったのかも。
今日も明日も雨の中走るよりも、明日まとめて走ったほうがいいでしょ。雨の中走ると服乾かしたり自転車メンテしたり面倒だし。

フロントに行って連泊したい旨を告げ、ビールとカップ麺を買って朝からゴロゴロ。
たけさんから貰った補給食もここで食う。明日から走るとせっかくくれたのに、こんなホテルでゴロゴロしながら食べられるなんて、報われない補給食。

この日はホテルから一歩も出ず、スマホのゲームをダウンロードして遊んで終了。
なんでしょうこのツーリングは。



2012福岡_04: 雨でプラン練り直し

3/4
岐阜羽島から熊野まで。
紀伊半島の海岸線をぐるっとまわって走る予定で、計画では270kmほど。
ただこれはちょっと厳しい。昨日のブルベの感じだと休憩込みで20km/hも出せればいいところ。
40kmくらいショートカットできるはずだけどそれでも230kmか…

走り出してみると調子は悪くない。昨日走ったから活性化されたのかな。
しかし50km地点で雨。雨だと寒い。日が暮れたらタイヘンそう。

コンビニでカッパを買いながら天気をチェック。明日も雨か。
紀伊半島南部は10mm/hなんて予報が。わざわざ遠回りルートで雨強いところに行く必要あるんだろか。

今日明日の宿をキャンセルして、ここからそのまま山陰に向かえば450kmショートカットできる。もうそれでいいじゃん。
海岸沿いの白子から鈴鹿に向かって20km、もう寒いよ。まだ13時だけどどこかホテルに入ってしまおう。
この時間からチェックインできるか聞くも1件目は無理。2つめのホテルは入れてくれるとのこと。ちょっと高いけどやむなし。

13時半から部屋でビールを飲みまくる一日となったとさ。

■3/4
走行距離: 71km
累計: 552km



2012年3月4日日曜日

2012福岡_03: BRM303中部200km

3/3
中部200kmは8時半スタート。ホテルからスタート地点までは15km。
6時半に起きて支度をしようとするが疲れが残っていて走る気にならない。
ブルベリタイアは嫌だったので昨日は輪行で睡眠と回復にあてたのにな。

今日も走らないとなんかもうこのままズルズル電車の旅になりそうで、渋々と会場まで。
あれ、たけさんがいる。なんで中部までわざわざ来てるの?
たけさんの知り合いのカマノさんという方と3人で出発することに。
単独走と予想してただけに嬉しい誤算。

出発直後の混雑がイヤでゆっくりと最後尾からスタート。しかし直ぐに数十人の集団に追い付いてしまい、やっぱり前に行こうとしばらくは頑張り気味で。23km地点のPC1に着くころには人もまばらになってマッタリと。

PC2で1000kcal超えのパスタと納豆巻きを食べたところで、カマノさんから次のPC前にB級グルメポイントがあるとのお知らせ。ここまで1000kcalしか消費してないのに2100接種しててデブりすぎ。この後グルメが待ち構えているというのか。

亀山までの道のりは凄い追い風。まるでイチゴライン。
50km/hで談笑とか、もう全くのプロ。
そして亀山で辿り着いたグルメポイントとは。

古ぼけた食堂の扉を開けると別世界。ここはいつの時代なんだ?
広い天井と積み上げられたフライデー。焼きうどんの具材が鉄板に盛り上げられる中、たけさんがフライデーを開き「14歳にこれをやらせちゃイカンだろう」と良識ある見解を述べながら、なんにでもまたがっちゃうマタガールのページに見いっている。

店の壁にペタペタと貼られた「カミオン」なるステッカー、博識なたけさんによるとこの素粒子ぽい何かを連想させる言葉は有名なデコトラ雑誌らしい。
よく見るとフライデーの横にはカミオン。この凄い異次元空間を1時間ほど楽しんで出発。

カマノさんにずっと引いていてもらったのにパンクに気づかず見捨てそうになるとか、後半は復活したり風邪気味でダレダレになったりしながら、12時間近くかかってゴール。
寒かったんでたけさんの好意に甘えてホテルまで車に乗せてもらう。カマノさんも2人ともありがとう。

■3/3
走行距離: 222km



2012福岡_02: はやくも輪行

3/2
実家に到着したのは深夜2時半。そこから食事や洗濯をして寝たのは4時頃。
7時の目覚ましで一旦起きるも、疲れが全然抜けてなくてとても走れそうにない。

この日は岐阜羽島まで220km予定。
名古屋市街の通過が嫌だったので迂回するコースで最短距離なら160kmくらいか。

ホテルのチェックイン20時に間に合う速度で走れそうもなく、輪行を決意。雨の中走る覚悟はあったが、カッパを忘れたのはやる気が萎える。

13時まで寝て、最寄り駅まで2km走行。雨だと寒いや。
ローカル線で浜松まででて、新幹線で岐阜羽島へ。わずか1時間。速い。

席で隣に座ってきた女性の化粧臭がものすごくて、禁煙車両はあるけど禁化粧車両は無いものかと考える。ツーリング後に汗だくで輪行したら同じこと思われてるか。

20代の綺麗な女性で風呂も入ってるから体臭キツいわけでもないだろうに、何故ここまで余計な臭いをつけるのかちょっと不思議。そういうのが好きな男性もいるんだろか。

ホテル到着は16時。
ホテルというよりウィークリーマンションで1泊1900円と激安。防音はさっぱりで直ぐ横を通る電車の音はよく聞こえたが、この値段なら全然問題なし。
それに自転車室内に入れていいって言ってくれたし。

風呂に入ってビールを飲み18時には就寝。21時頃目覚めてなでしこジャパンの後半戦を見たあと、また寝る。

■3/2
走行距離: 2km



2012年3月2日金曜日

2012福岡_01: 浜松まででミスコース

3/1
中部、福岡ブルベ出発初日。

翌日は雨予報なのにカッパを忘れたのに気づいたのは出発5km。
前日の準備が長引いて出発が13時と遅くなってしまっており、取りに帰るのも面倒でそのまま進む。
他にもサングラスを忘れた。

いつものルート246では、最近は何故ロング速く走れないのか考えながら。
最近使っている有線のパワータップは停車してからも走行時間カウントが停止するまで14秒ほどかかる。
1時間に25回停止すると平均速度は実際より1割減。

遅いのがサイコンのせいに決まったところで周りを見るといつもと違う様子。
藤沢?どうやら246を曲がらず直進して別の道に入ってしまったようだ。
既に16kmも進んでいて、引き返すのは精神的にきついので海岸線に出て箱根越え。
前日降雪で通れるかどうかわからないがダメだったら戻ろう。

箱根を越えるときは普段交通量が少なく距離も短い旧道を走るのだが、国1のほうが雪が溶けてる可能性が高いだろうとそちらを選択。雪は道の脇に残るのみで走行部分は問題なかったが、頂上に近づくにつれ気温は低下。表示は2℃と凍結の危険がでてきた。日が暮れて暗くなった中を慎重に走る。

そもそも箱根を下る気などまったくなかったわけで、防風でないタイツで膝が冷えて痛む。
下ってからコンビニのホットドリンクで膝上を温め。

どこかでクリートをはめそこなったようでペダル先端が折れていた。
キャッチにさほど問題は無いがペダルの表裏がわかりづらいく、裏返すのもやりにくい。

200kmを超えたあたりから疲れで凄い失速。
そういえば200は今年初めてか。最近ぼちぼちローラー乗ってるから行けると思ってたけど、これをあと16日続けるのはキツい。
実家到着は26時半、疲れた。
食事が用意されていたので温めて食べ、直ぐ寝る。

■3/1
走行距離: 257km



2012年3月1日木曜日

中部、福岡ブルベに出発

3/3の中部200km、3/10の福岡400kmブルベ今から出発です。

福岡まで行って走って帰ってくるつもりでしたが、折角この時期に(関東よりは暖かいであろう)九州に行ってすぐ戻ってくるのは勿体無くて、3/18には青葉のブルベに申し込んじゃってるから戻ってこないといけなくて、と悩んだ末に帰りの飛行機を予約。
ルート作成などの準備は昨日の昼から今朝までかかっちゃって、そこから眠って起きたところ。これだと今日の目的地の浜松実家到着は深夜になりそうです。

中部200kmを走ったあとのコースは、紀伊半島を回ってから山陰を走って九州に向かう予定。
本州で走っていない県は和歌山と島根、鳥取ということに気づいて、なんとなく通過してみたくなったのです。

最近PBP日記の続きも飽きてきて書かなくなっちゃって、今回のツーリングは毎晩リアルタイムで簡単に作成予定でしたが荷物が一杯すぎて携帯キーボードが入りません。フリック入力苦手なんだよね。

それでは。反射ベストを忘れないようにしないと。


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2月のまとめ

1月中旬から開始したトレーニング。
2月第2週までは順調に乗れていましたが、疲れも見えてきたので1週間思い切って完全休養。

 が、そのまま半月、乗らずにダラダラ飲酒する生活が続いてしまいました。
乗ってるときは楽しくってどんどん乗りたくなるんだけど、一旦休養しちゃうとそこから復活できません。
リフレッシュして質を落とさないための休養なのに…

 そんなわけで乗ったのは前半のみ。

■2012年2月
ローラー:21時間30分 (601km)
実走:18時間 (408km)

 完全にインドア派です。
ローラーは200km乗ったときに稼いでるだけで、あとはSSTレベルを8日。
3月は気合を入れなおして頑張らないと。

イベント(ブルベ)が沢山あるから距離だけは伸びるはずなんだよね。