2013/06/05

2013タンデム福岡_11: BRM428諫早400km前編 オーバーペース上等

○4/28
  福岡HeavenWeek2日目。


  スタート前に皆で集合写真を撮る。そういえば昨日の300kmブルベはDNFが一人も居なかったそうだ。
やはりこういった連続ブルベは走れる人が申し込んでくるので、金曜夜スタートで眠いなんて言いつつも皆完走するのだろう。

  スタートは11時。
直後は平地区間が続き集団がバラけなさそうで最後のほうから出発。タンデム遅いし…


  今泉さんはミク公式ジャージのサンプル品?とやらを着ていた。


  台湾から参加したリンさん。

  スタートから暫くの間は5,6人の集団でまったりとしたペースで進む。先頭をひいてたのはエスフジさんだったかな?
  集団後ろのほうだったので無理に先頭に出ることはせず、こんなずっと引いて貰うの悪いなあと思いながらも15km。まだまだ長い400km、ここまでの1600km弱で筋肉はかなりダメージを受けているし、あまり無理はしたくない。

  前を走っていた佐藤さんを吸収して暫く後、佐藤さんが前へ。
これで2番手になってしまって前に出る。前に出たら、もう抑えて走るなんて出来ないや。そのまま先頭でどんどん加速。
  ちょっとした坂の登りで集団の先頭を走っているinainaさんが見えた。人間とは思えない元気なオッサンなのは十分知っているが、それでも年齢的に若者が後ろにつくのは嫌だ。(もっとゆっくりなペースならいいんだけど)

  声をかけてinainaさんの前へ。ここから地獄の始まり。
前を走る集団に追いつき、後ろで少し休もうかなと思うとinainaさんが後方を確認してくれて「zuccha車来てないから行ける」と教えてくれる。
  ああ、休まず抜けってことなのね。いやまあ追いついた時点で速度が違うので後ろに着く気はないんだけど、それでもずっとこのペースは疲れるな。

  当然inainaさんも後ろについて口だけって人では無くて、こちらがタレてくるとしっかり前に出て速度を落とさない。
  もう少し緩いペースで走っている時は先頭固定で全然構わなくても、ある程度のペースだとかなり疲れるので1:1で無くていいから、10:1でこっちが前引くから少しでも先頭変わって貰えるとありがたいのにな、と思うことはある。だからこんな風に前に出てくれると凄く嬉しい、でもそれはハイペースがずっと続くということで。


  途中の信号で後ろが分断されちゃったので、ちょっと先に進んでカメラを出し待ち構える。


  後ろから。
一眼仕舞って走り出すまでで結構差がついてしまい、この後追いつくのが苦しいのよね。


  66km地点のPC1到着は13:26。応援の自転車が置かれていた。
信号がかなり少なく快適な道ではあったが、タンデムで25km/hをこれだけ上回れるとは思っていなかった。昨日までちょっとダラダラ走りすぎていたか。

  今晩の宴会のために食事量を抑えないとなんて言ってるとチャリケンさんから、「今晩じゃなくて明日」と突っ込み。
  そうか、ここから夜通し走って宴会は明日の夜なんだっけ。全く、気の遠くなるような話だ。夜は毎晩ちゃんと寝たいのに。

  この先で魚を食べるとササっと出発するinainaさんを見送り、しっかり食事した後に一人出発。
筋肉はかなり痛む。暫く単独走で走行時30km/h程度にペースを落として110kmのPC2。PC2から3までは100km弱あるため、途中のコンビニで休憩。


  九州といったらやっぱりエブリワンでしょ。今回エブリワンがPCってのは無かったから寄りたかったんだよね。
Edyも使えるし、ボリュームあるオニギリなどがあってイイ。


  クマモンに釣られてしまった。

  エブリワンで休憩後、参加者の一人に遭遇。
暫く後ろについてくるが、速くてついていけないと言ってたのでペースを落とす。もうあんまり頑張るつもりもないし、一緒に行けばいいや。


  そろそろ空が赤みを帯びてきた。


  地上に落下しそうな勢いの夕日。そしてナイトランへ。

  このあたりでチャリケンさんともう一人を吸収し、集団は4人へ。小径の永島さんが追いついてきた。「今日は回復走」なんて言ってるものの流石に速度が違いすぎで一人先へ行ってしまう。
  次のPCはと、「弁当のヒライ?」
そういえばさっきからヒライと書かれた弁当屋をよく目にする。こちらローカルのホカ弁みたいなものだろう。

  以前の福岡ブルベでPCが弁当屋だったことがあり、弁当を買い漁る参加者で店のオバチャンがテンテコマイだったと聞いたこともある。今回もそんなだろうか。
  PCまでの距離はもう少ないはずなのに薄暗く街灯の無い登坂が始まり、こんな所に本当に弁当屋があるのかと不安になる4人。
  坂を下って大通りに出たところで、想像していたよりずっと大きなヒライに到着。

  普通のコンビニ+食堂といった感じで、中で食べるスペースがある。


  しかしシステムが良くわからない。弁当にしたってコンビニ弁当を買うor弁当カードを持ってレジに並ぶor機械で食券を買う、と3種類あって特に弁当カードと食券の違いが謎。
  食券だとPC通過のレシートチェックにならないのでは?と弁当カードでカツ丼を購入。これは正解で食券で買った人はレシート無くて別のものを買い足したと言っていた。

  生姜焼き?定食が食券で買うと680円。味噌汁がついていてご飯お代わり自由。弁当カードだと味噌汁が無く400円弱。頼んだチャリケンさんがご飯大盛りにして420円って言ってたかな?680円で食券買った人は、ご飯お代わりしてないし味噌汁だけで200円以上かと嘆いていた。やっぱり良くわからない。

  ここで1時間近く休憩していると岩本さんやinainaさんもやってきた。inainaさんはスタッフの横山さんに「この近くに温泉無い?」と聞いている。
  横山さんが調べてくれたところによると、どうやら6,7km先のコース上に銭湯があるようだ。今の時刻は20:45。この時間から入れるかどうかはわかならいが、inainaさんに乗って私もそこに行くことにする。今回はここまでかなり無理なペースで漕いだためクタクタだ。それに汗まみれになった後に乾いたインナーが塩で大変なことになっていて着替えたい。(但しレーパンはもう換えが無い)

  まだ休憩していきそうな岩本さんや佐藤さんら、昨日お世話になった集団を残して出発。
  ここからは細かなアップダウン続き。疲れで脚が動かず、inainaさんに待ってもらいながら走る。全く、朝は「年配の方にひかせるわけには」なんて言って前に出たのに、情けない話だ。

  脚はボロボロだが、今回の長距離旅行は楽にダラダラ走らずメリハリつけたかったからこれで良かった。この200kmは明らかにオーバーペースでも超楽しかったし、練習にもなったはずで後悔はしていない。

  7km進んでも温泉らしきものは無し。10km、諦めていた頃に建物の光が。


  温泉だ。営業時間は22時まで、まだ45分くらいある。
inainaさんに奢って貰って入浴。体の塩を落としてあースッキリ。ここからは夜間走行の為、インナーも長袖に着替える。
  inainaさん、会ったときに「体真っ黒に焼けてるなあ、相当乗ってるなあ」と感心してたのだが、どうしてケツの割れ目まで真っ黒なんだ?人種が変わってしまったのか?


  風呂から出たあとはベンチ横に。少しの間だったが仮眠できて頭もスッキリ。
残りは190km。どうやって走ろうか。



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