2013/06/13

2013タンデム福岡_15: タンデム完全体、その実力は

○5/2
  福岡HeavenWeekは(一人)無事終了し、いよいよメインのタンデムサイクリングの始まりです。

  当初の予定では5時台のフェリーで別府港から四国に渡る予定でしたが、今回の旅行中に妻からメール「9:45のフェリー予約しました」
  あれ?1本遅らせたのね。オプションコースの佐田岬は走らず最短距離で宿に向かうことになっちゃうけど、これはいい判断。昨晩のゴールギリギリだったし、この時間なら最終日の皆を見送ってから出発できます。

  が、起きたのは8時で既に皆さんスタート後。
急いで支度をして朝食を詰め込み、本日はDNSしてブラブラしている参加者に別れを告げて別府港へ。港まで3kmは大分県なのでタンデム2人乗りできません。妻は走って(ランね)移動します。
  岩本さんや、それから今回前をひいてくれた多くの人にお礼言うつもりだったのにな。まあまた直ぐにどっかで会うだろうからその時にでも。
  そういやHeavenWeekって全部完走するとトロフィーなどの記念品(去年は盾)が貰えるんだって。別に完走はどうでもいいなんていいつつもちょっぴり悔しかったりして。


  時間ギリギリにフェリー乗り場に到着。


  自転車置き場で乗船を待ちます。
隣にピカピカのクロスバイクに乗った若者2人組がいて「自転車とバッグ買っただけで○万円かかっちゃったよ。バイク乗ってみたいけど金かかりそうだしこの先俺はコレ(自転車)で行く」なんて話してました。フフフ、自転車もどっぷり浸かれば金かかるんですぜ。


  あれ?横の広島ジャージの方、昨日見たような…
「600kmブルベ参加してませんでした?」「ええ」どうやらフェリーで四国に渡って帰る模様。


  別府港を出発。こうしてみると街の背後は山ですね。
昨夜ゴール手前で別府市街に近づくにつれ、暗闇の中から街の明かりがどんどん広がっていったのが印象的でした。


  寝ている間に愛媛、八幡浜港到着。これは、別府より激しい山ではないですかー。
スタートしていきなり標高350mほどの横野峠が始まります。


  この辺の斜面はみかん畑のようで、みかん用列車?のレールがありました。
みかんシーズンだったら(木にみかんがなっているのが)綺麗だったかも、と妻。


  木陰の細い道をヨタヨタ登ります。


  港から峠頂上までの14kmに1時間半かかりました。
峠っていってもたいしたこと無いヤツなのに遅すぎる…これが妻と合体したタンデム本来の力か…

  だいたい重量は66%増加してるのに出力は35%くらいしかUPしてないわけで、登り速く走れるわけないんですよ。


  だからと言って下りが速くなるわけでもなく、段々畑?を見ながらゆっくりと。
はやくもお腹が空いてきたよ、何か食べたい。


  手前の蕎麦屋はきまぐれですから営業していなかったのはわかります。
しかし奥のPIZZA house WHEELって何でしょ?建物手前に材木切る機械がドーンと置いてあったりして、どう見てもピザ屋じゃありません。もしかしてピザという名前のホイール屋?

  下りきって大洲のコンビニでいつものコンビニ飯。
平坦部分を暫く走って、35kmを3時間?これ宿のチェックイン時刻に間に合わなくなるよ。もっと必死に漕いで。でもその前にトイレ行きたいからコンビニね。コンビニ入ろうと思った矢先にパンクしました、あちゃー。


  急いで修理します。
2人いると「タイヤレバー」「はい」「空気入れ」「はい」みたいにお医者さんごっこ?が出来て快適です。汚れた手を使わずバッグ開けて貰えますし。

  修理が終わって携帯ポンプで空気を一心不乱に入れ、タイヤを見ると何じゃこりゃあ。
  タイヤが4箇所ほど、巨峰でもくっつけたかのようにポコンと盛り上がっています。こんな変なタイヤは絶好のシャッターチャンスだったのに、「爆発する!」と焦って直ぐに空気を抜いてしまいました。

  なんでだろう?ここまでの行程でタイヤが磨耗したんだろうか?
しかし見た目的にはそこまで減ったタイヤで無いし、いくら磨耗したといえ一部がボコボコ飛び出すような状態は初めてです。


  これかな、内側から見ると4箇所ほどケーシングが切れてしまっています。
空気がいきなり抜けて停車するまでの間リムで走った時に切れたんでしょうか。普通のロードでも有り得ることなのに、総重量が150kgというのと、もしかしたらタイヤが28Cというのも影響してるのかも。

  なんとか走れるように応急処置できるかな。チェックしている間妻に「クリアファイル買ってきて」と頼みますが、すぐ戻ってきて「売ってない」


  あるじゃん。対象のお菓子を2つ買うと貰えるエヴァンゲリオングッズが。


  これをハサミで切り取ってと。
妻からは「何故そんな一部の人を敵に回すような箇所を…」とお叱りの声。


  いや違うんです。ほらタイヤの中に入れればいつでも一緒にいられるし。
23Cタイヤ幅の感覚で切り取ってしまったため幅が足りませんでした。やり直し。


  で、クリアファイルをガムテープでグルグル巻きにします。
このテープはチューブの空気圧が上がってクリアファイルがタイヤからずれなくなるまでの仮止めみたいなもので、走行してタイヤ外側部分が切れてしまっても何の問題もありません。
  去年の北海道でもこの方法で直したサイドカットで走り続けれたし、どこかでタイヤ買うまでの間くらいなら十分持つでしょ。
  宿のチェックインクローズまであと3時間。その宿は1000mの峠を越えた先。ここまでの速度を考えたらかなり厳しいかな、急がないと。



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