2013年3月25日月曜日

奥多摩蕎麦サイクリング

○3/24
  「どこか走りに行く人いないかなー」との他力本願な呟きに対し、立川さん等から奥多摩蕎麦サイクリングの誘いを受け、ご一緒させて貰うことになりました。

  前週のこと、冬眠明けてから1ヶ月なかなか落ちない体重に練習の強度を上げつつ食事制限も厳しくしたらあっという間に風邪ひきです。週末には風邪の症状はだいぶ回復したものの咳が止まりません。土曜一日中寝てたら日曜の朝には咳も改善が見られたので、とりあえず皆の集合場所まで走ってみることに。

  集合場所は多摩サイのモノレール下。最近タンデム通勤で多摩サイは走ってますがそこから上流はご無沙汰で、モノレールって通勤で外れるところ(府中郷土の森)の先の高架だったよな、郷土の森までは25分くらいだから40分前に出れば十分間に合うだろうと勘違い。
到着してみるとそこは京王線でした。あれ、モノレールってもっと先だっけ。慌ててツイートして上流へ。

  10分遅れて集合場所到着。参加メンバーは立川さん、蓑田さん、富永さん、けいたさん、se7evさんのブルベ衆。
  あまり無理する気はなくスタート地点で帰る気マンマンだったのですが、遅刻して待たせて置きながら「じゃあこれで」とは出来ずに参加。まあサイクリングだからいっかー。

  サイクリングといっても桜咲く多摩サイで写真を撮りながらノンビリと、なんて面子じゃありません。青梅までノンストップ。
  途中シートポストのクランプが緩くてサドルが下がっていくトラブル。ローラーしか乗ってなかったから(実走と比べて振動が少なくて)問題なかったんだ。

  蓑田さんに「zucchaさんもサドルなかなかボロイねー」なんて言われて、後でtwitter写真見ると立川さんのボロボロのサドル写真。待ってる間にサドルボロ話でもしたてのかな。


  青梅でお菓子屋さんに寄るよーと、紅梅苑到着。梅祭りの最中。
とにかく今年は距離走ってないので、このくらいで休憩がありがたいです。


  私は「梅ほの香」を注文。2個あるし。
皆は何故か5人揃って花梅大福。えっ?それが名物なの?いや知らなーい。


  2個とはいえ1つのサイズが1/2 x 1/2 x 1/2の梅ほの香。あっちの花梅大福のほうが美味しそうです。
しくじったか?いや大福は普通の大福だったようで、こちらは梅肉入りの餡。奮発して70円も高いシロモノを頼んだかいがあったというもの。

  その後は青梅街道の緩やかな登りを奥多摩駅へ。
やはり登りになると出力上がるのね…風邪で筋肉が動かないし、汗をかくほど頑張りたくは無いのです。
  それに今日はサイクリングなのでは?アウターで走ったり登りでダンシングしたりするのはサイクリングではありませんよ。人が千切れていく、それは確か私の記憶では「スプラッター」と呼ばれるジャンルだったはず。

  これ以上速度が上がるようなら離脱してノンビリ行こうかなーなんて考え始めたら奥多摩駅。
あれ、もう到着したの?こんなに近かったっけ。


  駅の先にある「蕎麦太郎」へ。
蕎麦太郎行くよと誘われ、蕎麦を食べに行くことを言ってると思ってたら店名だったのね。


  下は釣りスポット。蕎麦屋&釣り受付場なお店。


  店内はこんな感じ。蕎麦とカレーが500円。皆両方食べるよね、まず最初は蕎麦で。


  私が頼んだのは蕎麦ではなくて「麦切り」


  味噌ダレで食べます。濃厚な味噌につけて食べる感覚はつけ麺やビビン麺といったところ。
味は濃いものの若干の酸味が食欲をかき立て、自転車で走ってきて食べるのになかなか適してるなあと思いました。


  他の5人は揃って蕎麦。何故また「私だけ集団行動できない子」みたいな状況に…


  その後はカレー。グリーンカレーとドロワット(エチオピアのカレーらしい)から選択。
こちらは6人揃ってドロワット。


  激辛とのことでしたが、鶏肉でドロっとした感じに仕上がっており辛すぎてタマランという程では無く。
蕎麦もカレーもなかなかボリュームがあって、これで500円は安いです。また来ようっと。

  福生で「桜祭り26日より開催」の張り紙、まだ桜祭り開始してなかったんだ、上から張りなおした跡から察するになんとか早めた結果が26日…
と桜祭り前の満開の桜の中、写真も撮らずにビューっと走って皆さんとお別れ。


  125kmの走行距離は今年最長。
人の後をついて走ってただけなのでかなり楽だったなんて言ってみたものの、帰宅したら疲れがドっと出てきました。

  一緒に走ってくれた皆さん有難うございます。

■3/24
・走行距離:125km

2013年3月19日火曜日

百草牛に舐められる

○3/3
  私以上に自転車乗っていない妻とサイクリングに行くことにしました。

  行き先は定番?のつるつる温泉。家から多摩サイをタラタラ走った後、武蔵五日市へ。温泉の先の梅ノ木峠をオプションで登って帰るとちょうど100km程のコースとなります。んーでも100kmも走れるかな、まあ無理だったら適当なところで引き返せばいいや。

  妻と一緒だと出力が上げられず寒いことが予想されるためフグジャケットを着込み多摩サイへ。
タラタラと120Wくらいで流してもどんどん離れていく妻。なに?ふざけてるの?

  120W言ったら今のヘッポコ私でもアクティブリカバリーなレベル。体格差もあるから妻はもっと低い出力で同じ速度出せるし、ドラフティングすれば以前は200W弱でもついてきたはず。いくらサイクリングといってもこれは無いんじゃあ…。

  後ろを振り返って「あ、離れてる」と減速すると、あわせて妻も減速するようで全然追いついてきません。
もともと無理してハアハア言いながら着いてきてるわけでなし、ハナから妻にそんな気は無くてマイペースで走ってる結果離れていく。コッチが減速してる間同じペースで走ってくれれば追いつくのに、何故か(相対的な速度で自分の速度を判断してる??)ペースダウンするせいで離れたまま。
  これ一緒に乗り始めた頃よくやられてて、こんなことで腹を立てるのも小さすぎなんだけど、何回も続くと結構カチンとくるのです。一緒に走るのを意図的に拒否されてる感じで。

  福生に着いたころにはもう帰りたい気分で一杯でした。寒いし。汗なんて全くかかないなら自転車ウェアの必要なんて無く、ダウンジャケットでも着てくればよかった。

  まあ折角だし食事でもしていこうと青梅へ。このあたりからようやく妻が後ろについてくるようになります。
どうやら余りに自転車に乗ってなさすぎでペダルの漕ぎ方を忘れていただけだったみたい。

  これならつるつる温泉行けるんじゃないかなと、青梅から秋川街道で二ツ塚峠を越え、つるつる温泉入り口交差点へ。朝から何も食べていないためもうお腹ペコペコです。


  交差点を曲がってから温泉まで6km。
信号が無くて車どおりも少なく、ゆるやかな(1%ほどの)登りのこの道は結構お気に入り。


  もうだめだ、腹ペコすぎると目の前に現れたのは「さかな園」


  冬の間は食堂14時まで営業とのことで、滑り込みセーフ。


  蕎麦とカレーうどんを頼みました。


  空腹より何より寒くて死にそう、ストーブの効いた屋内で暖かいものを食べて生き返り。

  結局つるつる温泉は2km手前で引き返し。
まあこの時間からだとお風呂入ったら遅くなっちゃうからここで食事だけで丁度良かったのかも。

  帰りの多摩サイは混んでるだろうと右岸の一般道を。
百草園の辺りで妻が「ジェラート屋があるから寄りたい」

  あのねえ、こっちはさっきから超寒いんですよ。ジェラートなんて食いたいわけないじゃん。


  店の前には牛がいました。


  ベローん。


  自転車に興味を持ったようです。


  これは食べられますか?


  これは飲めますか?


  もう全部舐めちゃえばいいよね。

  …ダメです。あわてて自転車を引き離し。
妻が「牛に免じて店に寄るよ」と言うので、何が免じてなのかさっぱりわからないまま入店することに。


  アルティジャーノ
散々冷え切って店から出ると、さっきの客寄せ牛はおじさんに連れられてどこかにしまわれていくところでした。

■3/3
・走行距離:96km

  こんな長距離走ったの久々だから疲れたよう。

  以前は妻となんとか速度をあわせるために荷物満載&ハブダイナモのピストに乗るなど頑張って調整してたのに、こっちも快適なロードに乗って文句言うのって酷いよね、とちょっと反省。

2013年3月15日金曜日

2012パラダイス_17: まとめ、装備や怪我など

○2012/8/3~8/27
  宇都宮山岳ブルベ&北海道パラダイスウィーク(居残り)&マウンテンサイクリングin乗鞍岳
サイクリングのまとめです。

■全ルート


  こうやって眺めると、次は南側をぐるっと5000km走りたくなりますよね?よね?
で、翌月に群馬-宇都宮-福岡ブルベを予定していたのですが、今回の疲労蓄積&脚のダメージによりあっという間に挫折となりました。


  25日で4769km。(最後の輪行日は除く)
宇都宮からの帰宅時に2日。帰りの東北で1日走れず。その他北海道でのジンギスカン参加などフルに走っていない日もあるため、1日200km強のペースでしょうか。
  このくらいの速度ならずっと続けられると思っていましたが、暑さにやられた時はキツかったです。

  あとはやはり1週間に1日くらい休養日をとるとかなり違います。
例えば1800km/週のペースで走るとしたら、260km/日で走り続けるのではなく、300km/日で6日走って1日完全休養のほうが私には楽に感じると思います。

■標高図


  累積標高は30640m。(草津からバスで戻ったところは直線で結ばれています)
山岳といえるのは最初2日と乗鞍くらい。丁度真ん中が知床峠でその後帯広の手前、摩周湖-阿寒湖あたりにアップダウン。標高/距離を考えると全体的には超平坦コースです。

■持ち物
  今回は調子が良ければ速く走るつもりでパニアバッグは用いずにTOPEAKのDynaPackDXを使用しました。
  久々にリアキャリアから大型サドルバッグに変更したため走り始めはダンシングで後ろが振られる感じ(これはすぐ慣れましたが)。安定感でいったらリアキャリアのほうが数段上です。
  期待していた空気抵抗減は(実際はかなりあるのですが)今回速度域が低かったためあまり恩恵を受けず、これだったらキャリアでよかった気もします。


○パンク修理セットに関しては普段と全く同じです。
・ツール缶の中身(換えチューブ2本、パッチ、タイヤブート、ブレーキシュー、工具、ワイヤーロック、チェーンのリンク)
  チューブがバーストして使い物にならなくなるとは非常に稀なので、距離が伸びたからといって国内サイクリングで予備チューブを増やすことはありません。使ったら自転車屋見つけて買えばいいし。
  普段はタイヤブート(タイヤが切れた時に貼り付けるテープ)も持っているんですが、宇都宮から一旦戻った際に置いてきてしまいました。で、北海道でタイヤカット。プラスチックと厚紙とビニールテープでその後ずっと持ったので、まあ専用のものが無くてもなんとかなります。

○ロング用の荷物として、
・タイラップとテープと携帯ハサミ
  これはトラブルの時に何かと便利です。

○薬関係もいつもと同じ
・風邪薬、鼻炎薬、テラマイシン軟膏、痛み止め、消炎剤、キズパワーパッド、ホワイトテープ、アキレス腱サポーター
・ビタミン剤、鉄タブレット、カフェイン錠
  今回(面倒なので)シャモアクリームは使っていません。

○電池
・エネループ8本 (GPSとライトで4本使用、4本ストック)
・モバイルバッテリー

○服
・レインウェア上下
・薄手のレインシューズカバー
・指切りグローブ、長指薄手グローブ
・防風長袖インナー、半袖インナー
・半袖ジャージ2枚
・レーパン(短ビブ)2枚
・パッド無し長タイツ
  東北の時より少なめです。
アームウォーマーは腕が細すぎで合うものが無いので、面倒だけど寒かったら長袖インナーを着ています。レッグウォーマーもあまり好きではなくて上からタイツを。
  今回新調したAssosのLL.607パッド無しビブタイツが、コンパクト&軽量で北海道での気温にも合っており大活躍でした。寒い時は上からカッパを着て走ります。

○輪行袋
・Pandani輪行袋
  これは輪行目的ではなく、ホテル室内に自転車を持ち込むため。
後輪を外さないタイプで前輪はホイールカバーで別収納というのは、輪行では使いづらいでしょうが部屋持ち込みには重宝します。
  車体と前輪がわかれて荷物が増えるのもフロントに置いといて2回にわけて運べばいいだけで、無理にまとめる手間がないぶん非常に楽です。


■痛めた部分
・オシリ:2日目の宇都宮で謎のタダレ。がこれは直ぐに回復し、その後は問題なし。
・右膝裏側:東北1700で痛めた部分がまだ直っておらず常に痛い状態。が酷く悪化もしないのでもう諦めて漕いでた。
・手のひら:北海道最終日、夜間の荒れた道で若干マメになるが痛みは無し。
・小指の付け根
  今回最も失敗したのがコレです。
買ったばかりのBONTシューズで出発してしまったことにより、1日100kmを超えたあたりから小指外側の骨に痛み。熱成型できるから途中でドライヤーで調整すればいいと考えてのことですが、木靴のようなシューズ外周部が私の骨の出っ張りとどうしても合わず、そこの部分だけ布を詰めたりいろいろ試すも全くダメ。
  コンビニの度に靴を脱ぎ、下り坂ではペダルを止めると路面の振動でめちゃ痛むので親指側に力を込め、とにかく毎日ヒーヒー言いながら走ってました。骨の辺りは赤く腫れあがってしまい、その後自転車に乗らなくなって数ヶ月なかなか腫れは引きませんでした。
  100kmまでは最高なんですが、一体この靴どうしたもんか。


  パラダイス日記もこれで終了です。

走る-食う-走る-寝る

  そんなシンプル過ぎる生活で世間から逃避できて最高です。何週間か続けているうちに、なんだかずっと昔からこんな暮らしをしていたんじゃないか、そんな気がしてくるのです。



2013年3月14日木曜日

2012パラダイス_16: 自宅まで帰らずオシマイ

○8/27
  昨晩の実家到着が2時半で疲れていたこともあり、起床は10時前。
かなり疲労が溜まっているため今日は軽く流す予定で出発。

  今回の旅行、宇都宮に出発する前の8/1に200km強走っていてここまでで今月の走行距離は4800km。2010年の社会人最終月に5000km/月は達成したがそれ以降5000超えは無い。今月はあと5日あるので今日200kmで明日から250kmペースで走れば6000km台に乗せれるのではないか。疲れているとはいえ250kmくらいならなんとかなりそう。

  実家近辺で走りやすくて山岳などハードでないコースといったら浜名湖北側を周り豊川へ向かう国道362号あたりか。
  南からぐるっと回って渥美半島、帰りはこの362を走れば200km弱になる。南下して1号で浜名湖を越えてから42号で伊良子岬へ。

  42号は名古屋ブルベで使われることがあり、交通量もさほど多くなく平坦で走りやすい。
のんびりタラタラサイクリング。


  伊良子岬では自転車を担いで遊歩道へ。
この後階段を下りて海辺(コンクリート)に出てみる。

  ここでさっきから後輪から異音がするなあとチェックしたみたら後輪のスポークが1本折れているのを発見。前日夜に天竜川沿いを走った時に穴にはまってかなりの衝撃とイヤな音がした時があったけど、あれが原因だろうか?思えば宇都宮から戻って振れをとった時にもスポークは交換していなかった。
  1本折れているにも関わらず反フリー側ということもあって振れはそんなに大きくない。しかし気づいてしまった以上このままサイクリングを続けるのは難しい。今日はこのまま実家に戻って、その後どうしようか。

  伊良子岬のフェリー乗り場&道の駅で食事をし、さて出発というところで女性に声をかけられた。
「お時間ありますか?」「脚疲れていませんか?」
マッサージの勉強中で揉んでくれたりするのだろうか。「疲れてます。もうボロボロです。」

  「フェリーで来たんですか?」「いえ、北海道をグルッと回ってきたところです」と超乗ってるぜアピールしたものの反応薄。
  女性はおもむろに太腿あたりに手をかざして「だんだん暖かさを感じてきます」と。「どうですか、感じてきますか?」どうやら「なんとかパワー」の修行中らしい。

  すまん、さっきは時間あると言ってしまったがそういうものには全く興味ないんだ。「ごめんなさい興味ないです」と退散。
  帰りは北側の259号を豊橋へ。しかしこの道はかなり交通量が多く、豊橋に近づくにつれ渋滞でなかなか前に進まなくなってきた。スマホで地図を調べ、豊橋手前で東に進路を変更。予定コースをちょっとショートカット。しかしこれなら来た道を戻ればよかったな。

  実家に戻り、明日からの計画を考える。
ホイールをオヤジの自転車のものと交換して自宅に戻り、スポークをとってきてまた実家に戻り、実家で(振れ取り台は無いけど)修理した後にまた戻るというのはどうだろうか。これだと250x3で750kmも走れる。丁度いい。

  しかし東京-浜松はもう何度も何度も走っている道で、さほど走りやすいわけではなくてちっとも楽しく無い。1往復半するなんて苦行だ。
  ホイールのトラブルから始まったこの旅行、ホイールのトラブルで終わるのも悪くない。なんて考えてしまった途端やる気が、スポークのように、切れてしまった。

  もう月6000kmなんてのもどうでもいい。だいたいブルベ等で長距離走ってる人にとったら200km/日なんてタカが知れてて、6000km?ああ1ヶ月ヒマだったんだね、ってくらいにしかならない気がしてきた。乗鞍だってちっとも速くなってないし、そういう無駄な数値を目標にするのに覚めた。あーもう終わり終わり。

  結局翌日は掛川まで30kmほど走って新幹線で自宅まで。
北海道までぐるっとサイクリングが、最後の最後で自宅まで走行ログが繋がらないという尻切れトンボな結末に。

  妻からは「新幹線で帰ってくるなら前日伊良子なんて行かずに戻ってくればよかったんじゃん」と小言。確かにその通り。

でもこういう終わりも私らしい、よね?


■8/27
・走行距離:175km
・ここまでの累積:4769km




■8/28
・走行距離:30km
・全区間の走行距離:4799km



2013年3月13日水曜日

2012パラダイス_15: 乗鞍ヒルクライムサイクリング

○8/26
  健康ランドを出た後は昨日と同じく158号を走って会場へ。
まだ夜明け前で真っ暗の中、数多くの自転車を積んだ車が追い抜いていく。

  「鈴木さーん」
通り過ぎた車から声が聞こえた。誰だろう。見えなくなる車に手だけ振る。

  会場に着いた後は直ぐ近くの宿に宿泊している大塚さんの所へ行き、荷物を預けた。
まだスタートまで2時間以上あるが、もうアップはしなくていいや。これ以上走るとレース前に疲れきってしまいそうだ。
  集合場所ではもう自転車による場所取りが行われている。今回は入賞ラインからは程遠そうだし、スタート直後の集団についていけないのに前列にいても邪魔なだけなのでどこでもいいかも。でもまあ4,50番手くらいに。

  その後は知り合いのレーサー達とオシャベリ。
「北海道から自走してきてレース用の自転車じゃないんですよー」なんて話が、どう考えても言い訳にしかなってない気がしてカッコ悪い。
  「朝走ってたでしょ?」どうやら車から声をかけたのは黒田さん。ヒルクラ会場で年2回ほど会う程度の知り合いなのに、暗闇の中よく私だってわかったなあ。いつものピンクジャージでなくて何の変哲も無い長袖ジャージだったのに。

  朝こんなトコ走ってくるなんて鈴木さんしかいないと思った。あとは体型で。
うーん、これだけ人がいれば私以外にも走ってくる人なんて結構いそうなのに。結果その判断は正しくて、認識して貰えたことは少し嬉しくもあるんだけど、やっぱりヒルクライムレースなんだから「レースで速い人」って覚えられ方をされたい。自走で来るってのだけがアイデンティティだとしたら悲しすぎる。

  号令がなってレーススタート。
いつもはそこそこ詳しく書くレースのレポートも今回は無し。相変わらずなスタート直後の超ハイペース先頭集団を見送り、あとはひたすらサイクリング。いや、サイクリングというほどタレていたわけではなく、一応全力で頑張ったつもりではあるが出力は上がらず。

  私は標高が上がっても平地とほぼ変わらない出力で走れるのが特徴なのだが(乗鞍くらいあると人によっては5%以上低下する)、この日初めて森林限界を超えたあたりで息苦しさを感じた。単に疲れただけか、疲労蓄積により空気の薄さの影響を受けやすかったのかは不明。

  最後は手元の時計を見ながら、予想していた68分をギリギリ切れたかってところでゴール。
やったー。オーバーワークでもっと信じられないほど遅いってのも十分考えられただけに、想定の範囲内でもう満足。


  下山待ち。この日は暖かくて下山用の防寒具をあまり着込む必要が無かった。


  下りはCBの藤井さんと話しながら。次なに出るーって話に表富士のヒルクラ出るよと言ったら「私も出ようかなー」と参加を考えられてしまった。むむ、ライバルが増えた…

  下山後はさっさと帰宅。いや帰宅じゃないか、この日はどこに泊まるかまだ決めていなかった。
レース直後は68分良かった良かった。なんて感じてたが会場でリザルト速報を見てだんだんと悔しさが込み上げてきた。
  年代別のトップは61分台。入賞するにはもう65分切ってギリギリなところ。チャンピオンクラスに至っては60分切りは24人。私程度のタイムじゃクライマーでもなんでも無い気がした。(あーでも平地激遅だからクライマーでいいのか)

  それに68分なんて5年前から変わっていないタイム。5年間成長無しか。
今年は車坂のあたりで「ヒルクラもいいけどどっちかというと目標はロングだしな」これが富士の後は「なんか思ってたより速く走れちゃったし、やっぱりヒルクラももっと速くなりたい」

  今回のように4000kmのサイクリングをダラダラ続けたところでヒルクラはちっとも速くならないのはわかってるわけで、じゃあオマエは一体どうしたいんだよと思う。
  今日はもう十分走った。だからトレーニングとして考えたらしっかり休養して、回復させてからまた追い込まないといけない。でも走りたい。

  会場から実家の浜松までは250km弱。電話して今晩泊めてもらうことにし、疲れ切って動かない脚で向かう。本当に何をやってるのか、どうなりたいのかサッパリわからないけど、まあプロじゃないんだから好きなことすればいい。

  158号を走るのはイヤなのでスーパー林道で白樺峠を越え、境峠、権兵衛トンネルへ。
後は151号を南下の予定が静岡県に入る手前で既に暗くなってきた。今の脚の状態じゃこの先の新野峠越えにどれだけかかるかわからない。サイクリングにも敗北。

  峠迂回で天竜川沿いの小道を選択したがこれが大ハマり。数十kmの間店が全く無く、北海道に続いて2度目のハンガーノック。路面状態も見通しも悪くて峠を走ったほうが速かったかも。
  流石にヘトヘトになって26時半、実家到着。この日の累積標高は4000mほど。車坂の時より少ないが、やはりレース後の自走は異常に疲れる。


■8/26
・走行距離:317km
・ここまでの累積:4594km



2013年3月12日火曜日

2012パラダイス_14: 乗鞍前日は健康ランド

○8/25
  乗鞍受付へ。

  マウテンサイクリングin乗鞍はスタート地点が1450mくらいのところから始まるため、受付までも十分にヒルクライム。
  問題なのは国道158号の路面の悪さ。トンネルは車が自転車を追い抜くことが出来ないほど狭く(対向車線はあるが交通量が多くてはみ出せない)、路肩はガレているといったレベルでなくて穴が開いていたりする。それでも少しではあるが以前より路面改善されてたかも。

  受付ではオープン前に既に列が出来ていた。特に私が参加する男子Dは長蛇の列。
参加提出用の紙を印刷してくる時間が無かったため、100円払ってその場でプリント。しかしこの申込書プリントサービスの受付開始も同時刻スタートで、申込書を受け取った後にもう一度男子Dに並ばなければならない。まあ時間はたっぷりあるからいいか。


  誰か知り合いに会えるかなーと暫くグルグルしてたが、誰にも会わず。

  スタッフ、特にボランティアの人は良くやってくれていると思うし、頭の下がる思いではある。しかしこのマウンテンサイクリングin乗鞍は運営が少しイマイチと感じる点も。
  エントリーでの抽選、年代別入賞者への優先枠(コレ自体は問題ないが、チャンピオンクラスに参加しているもっと速い人が落とされるのは変ではないか?)、スタート時の整列やゴール後すぐに下山させられる点。
  歴史ある大会で出場者が全国から集まってレベルが高いというのは他のヒルクライムでは味わえないものではあるが、小さなヒルクラはもっとホスピタリティを感じることができるものが多い。

  今回かなり不満だったのは会場での荷物預かり(下山用とは別)が無いこと。自走参加者の為に最近では会場預かりが用意されている大会が多いし、小さな大会の場合は仕組みは無いけど受付のオジサンが預かってくれることもある。でも乗鞍は無し。大きくなった大会ゆえに小回りが利かないというのもあるのかもしれない。

  塩尻の信州健康ランドまでだらーっと下ってチェックイン。
ここは駿河健康ランドと同じクア・アンド・ホテルグループの健康ランドで、どこもサービスの質は高い。(もちろん健康ランドとしてで高級ホテルとの比較では無い)

  宿泊用の個室ありとはいえ健康ランド、館内を移動している客も多いだろうから自転車をそのまま部屋に持ち込むのは問題だろうな、と「自転車で来てるんですけど、袋に入れて室内に持ち込めますか?」とハナから輪行袋使用予定。
  が「自転車でしたらフロントで預かりますよ」とのこと。しかも「タイヤだけは拭かせてくださいね」とフロントの人が布でタイヤを拭いてから持ち込み。拭かせてくださいね、だと?まさか健康ランドでこんな対応を受けるとは思ってもいなかった。

  タイヤを拭いている従業員に、なんだか悪いなあそのくらい自分でやりますよなんて思いつつも「自転車預かってくれるのは珍しいですねえ。外に置けって言われるところが多いんですが、自転車のお客さんて良く来るんですか?」「ええ、たまに見えられますよ。かなり高級らしいですから外に止めて盗難にでもあったら大変ですからね」

  素晴らしいなー。ヒルクラ前夜に健康ランド泊か、とちょっとガッカリしてたけどそんな気分はこの対応で一気に吹っ飛ぶ。
  それにこの信州健康ランド。到着が夜中の場合は(空き部屋があった場合)チェックアウトが翌日の午後というプランがあり、夏の暑いときのナイトラン宿泊ポイントとして最適かもしれない。


  やっぱりビール。

  ここから会場まで45km。標高差900m弱。明日は余裕を持って3時過ぎには出たほうがいいだろう。
食事後は直ぐに就寝。朝起きて風呂に入る。さっきからあそこに居る人、知り合いに似てるなー、似すぎだなあ、なんて思ってたら相手から声が。
「zucchaさん?」

  なんと蓑田さん本人。翌週のブルベ600kmのスタッフ試走中でこの健康ランドに立ち寄ったとのこと。
まさか塩尻の健康ランド深夜2時に湯船の中で知り合いに会うとは。狭い世の中。


■8/25
・走行距離:88km
・ここまでの累積:4277km



2013年3月11日月曜日

2012パラダイス_13: 栄村は元気かしら

○8/23
  前日は一日走らなかったため計画を変更しなくては。
富山から高山に入り、岐阜側から乗鞍を越えて受付というプランではもう間に合わないだろう。大人しく真っ直ぐ乗鞍に向かおう。
  ここから松本までは400kmちょっと。2日で走って前日は受付に向かう、で丁度いいか。

  今年の乗鞍はどのくらいのタイムで走れるんだろう?
今期ベストの出力で見積もると64分を切れるくらい。自転車が重くて転がり抵抗も大きくてで+2分弱。疲労で低下しているここ最近の出力から考えると68分程度か。68分では年代別入賞は厳しいな。

  しかし66分なら。私の場合はレース本番にならないとどれだけ走れるのか全くかわらない。疲労によりパフォーマンスが低下してるといっても蓋を開けてみれば速く走れましたなんてのも十分ありうる。練習のつもりで走ればいいやだったが少し欲が出てきてブルベ知り合いの大塚さんに連絡をとり、当日軽量化の為に自転車から外した要らないパーツを預かって貰うことにした。

  あとは宿か。流石に3日前では近場の宿は全滅だろうな。乗鞍はネット予約できない民宿が多くて電話で問い合わせるのも面倒だし、前年と同じく少し離れた白骨温泉でいいやと検索する。が、空き無し。
  まいったな、松本から走って行くしかないかと調べるも、前日は松本も空き宿無し。どうしよう。
塩尻に宿泊できるタイプの健康ランドがあり、ここに予約。個室があるタイプだからいいか。

  長岡、松本、塩尻の宿を予約してから出発。
スタートして直ぐにここ数日の回らなさとは全く違う、回復してる脚に感激。やっぱりダラダラ走り続けるんじゃなくて昨日休養日にしてよかった。
気温は期待していたほど低くはならず30℃を上回っていたが、ある程度回復しているお陰で暑さもさほど気にならない。

  新潟の海岸沿いの道、日本海夕日ラインは何度か走ったことがあるため今回は国道7号を選択。海岸線の夕日ラインには陰になるようなところは無かった記憶がある。内陸を走る幹線道路なら海岸線より少しは涼しいのではないか。
が、結局7号も日陰は無くて暑いのはかわらず。これなら夕日ラインのほうがよかったかも。

  休養して暑さにも耐えられる、なんて言ってもやっぱり暑いわけでコンビニでアイス休憩を繰り返しながら。それでも追い風に助けられて長岡には日が暮れる前、9時間ほどで到着した。いやー、脚が回るって気持ちいい。


■8/23
・走行距離:203km
・ここまでの累積:3984km



○8/24
  十日町市から飯山市に向かう国道117号。ここには栄村がある。
栄村といったら「ぐるっとまるごと栄村」100kmちょっとのコースで累積標高は2500m、信号は手押しの歩道用が一つという素晴らしいサイクリングイベントが開催されている栄村。コースより村の人たちの手厚い歓迎が印象深かったっけ。
  東北の後にこの栄村を襲った震度6の地震で村はかなりのダメージを受けたと聞いていたが、その後どうなっているか知らなかった。


  実を言うと栄村の位置を勘違い(もう少し北にあると思っていた)していて、目の前に物産館が現れたときには「え?栄村じゃん」とビックリしたんだっけ。
  それに道。地震で被害があったのか大規模に工事していて、もともと走りやすかった道がさらに立派になっていた。この綺麗な道も栄村を通過する道だねと気づかなかった点、と言い訳。


  中の食堂でソバを注文。
食事後はなんとかパン?や饅頭やら、ご当地物っぽいものを補給食用にしこたま買いこむ。


  ワッサークイーン。酸味、甘みともに抑えられており水分補給な感じであっさり食べられる。あまりに美味かったのでもう一つ買った。

  その後の19号には信州新町ジンギスカン街道というノボリ。
北海道に続きジンギスカン祭りと行きたいところも食べたら飲みたくなりそうだったためスルー。
  しかし何故ここがジンギスカン街道?そういえば長野ではシカによる被害が深刻で、シカを食用にしてるなんて話を聞いたけどそれかー。なんてボーっと走りながら考えた後、ジンギスカンはシカじゃねえよ、と一人ツッコむ。

  松本のホテル到着は20時過ぎ。物産館で買った饅頭がまだ余っていたなと、それを食べて就寝。



  所要時間は11時間。脚に重さは無かったが前日ほどは速く走れてないか。

■8/24
・走行距離:205km
・ここまでの累積:4189km



2013年3月8日金曜日

2012パラダイス_12: 残暑でヘロヘロ

○8/20
  本州へ戻ってきた。


  写真はpandaniの輪行袋。コンパクトに畳めるため今回の旅行では自転車ホテル内持込に重宝した。

  さてこれからどうしよう。
もう長いこと自宅警備をサボっているため家に帰るのがいいのかもしれないが、妻が出張中で帰っても誰もいない。
  それにこの週末はマウンテンサイクリングin乗鞍。一旦家に戻ったらもう走るのがイヤになってしまうかもしれない。そのまま乗鞍に向かおうか。

  ルートは、東北1700のコースを逆周りに海岸線を走ろう。で富山から高山へ向い、乗鞍を逆から越えて受付に行けばいいや。
  まずは青森から五所川原へ。朝はまだ少し肌寒く、走るには気持ちのいい気温だなと感じていたが五所川原に着く頃には激暑。なんだこの暑さは。

  本州も昨日までは気温はそう高くなかったようだが、いきなり残暑厳しすぎのこの日の秋田の最高気温は34℃。
  夕方10℃前半の中、寒い寒い言いながら走っていた身にとって20℃アップはキツすぎる。コンビニでアイスを食べながらダラダラと海岸線へ。

  今回の旅行、1日辺りの走行距離はそんなに多くなくここまではまあ楽だと思っていたのだが、300km超が2日続いて船中泊で睡眠時間あまり無し。それでいきなりの猛暑。体力消耗は想像以上に激しく、一気に疲労感を感じ始めた。


  東北1700では日が暮れて閑散としていたイカ焼き通り。今回は店も営業中。


  鯵ヶ沢の名物はヒラメのヅケ丼らしい。折角なので店に入って注文。

  ヅケ丼を食べた後は道の駅ふかうら「かそせイカ焼き村」へ。
イカ焼きやアイスなどを食べまくってダラダラする。とにかく暑くて全然進まない。


  もう少し走る予定も秋田までで終了。これはプランの見直しが必要かも。

■8/20
・走行距離:218km
・ここまでの累積:3656km



○8/21
  今日も猛暑。道路の温度表示はところどころで35℃を超えている。
ダメだ。暑い中走るのは苦手じゃないはずだが、これはもうやってれない。

  走りながらこんなことを考えていた。(ドラクエ)

35℃近い気温の中走るなんて、毒の沼を歩いて渡っているようなもの。
越えるにはしっかり休んでHPを回復させておくのと、(毒の無い所で)しっかり経験を積んで最大HPを上げておくのが重要なんじゃないか。毒の沼の中を歩き回ったところで体力をいたずらに消耗するだけで練習になるわけない。

  既に消耗しきったこの体ではこの猛暑を乗り切るのは無理。さっさと宿に入って休むことにする。


  道の駅鳥海で食事してたらネコに自転車をブロックされた。

  鶴岡あたりのホテルをとればいいかな。早めにチェックインしてしっかり休もう。


  と思ったらあまりに走行速度が遅すぎて到着は夕方。とりあえずビール。


  120kmちょっとにまる1日。

■8/21
・走行距離:125km
・ここまでの累積:3781km



○8/22
  朝起きてTVを点ける。「今日も残暑厳しく…」とアナウンサーから死刑宣告。
しかし厳しいのは今日までで、明日になれば気温は多少下がるらしい。

  体力は想像以上に回復していない。もう今日は走らない。明日走ればいいや。

  ホテルのフロントに行き連泊したいと告げる。WEBで予約した時は1000円引きだったのにフロントからだと1000円高い。
  でもこの日の予約はまだWEBでできるわけで、今からWEBで予約したら1000円引きになるんじゃないの?とフロントに交渉するが「それはそうですが…」と連れない返事。うーむ大抵こんな場合はWEBの値段で連泊できるのだが。

  フロント目の前でスマホで宿をとって、チェックアウトからチェックインまでその辺で時間を潰す or 「同じ部屋にしてくれたら部屋の掃除もしなくていいしお互い幸せじゃないですかね?」と交渉する、などセコく考えたが、もう面倒臭くて正規料金で連泊。非社会人には1000円は大きい。


  冷房の効いた部屋で一日中ゴロゴロ。で、食堂に行ってアルコール。
結局ホテルからは一歩も出なかった。場所がインターの近くで繁華街からは遠いのよ。

■8/22
・走行距離:0km
・ここまでの累積:3781km



2013年3月7日木曜日

2012パラダイス_11: 北海道終了

○8/19
  今日で北海道とはお別れ。
行きで調べた苫小牧-八戸のフェリーが空いていれば、船の時間を睡眠にあてれるので丁度良さそう。
しかし時間が合う夜の便は満席。
  来た時と同じように函館-青森のフェリーでいいか。今日は一日函館まで走る時間はあるし、乗船時間は短いけれどこのフェリーでの仮眠で十分かも。

  札幌-函館のルートは小樽を通る北回り、中山峠を越える中央突破を走ったことがあるので、今回は苫小牧からのぐるっと南回りを選択。
南東へ向い千歳空港までは物凄い向かい風。

  確か昨日吉田さんが今日の千歳空港からの飛行機で帰ると言っていた。
空港まで自走?40kmと距離が短いため到着時間は読みやすいけど、この向かい風だとかなり厳しいかもしれない。なんせさっきから時速20kmくらいしか出ていない。

  ま、こちらも人の心配してるほど余裕な状況ではなく、向かい風をひたすら漕ぐ。
千歳の手前はサッポロビール庭園駅。もう一回くらいジンギスカン食べたかったな。

  海岸線に出たあたりから風は少し弱まる。
かわりに霧が強くなり、体が濡れて少し寒い。


  海岸沿いの景色が綺麗かなとこのルートを選択したのにまた霧だなんて。
今回の北海道、本格的な雨は1日だけだったけどカラっと晴れた日も少なかった気がする。
  2010年の北海道1200kmの時も思ってた以上に寒いという印象も、それは夜中に走ったからで昼は日差しが強く暑かった。寒いのは苦手なので暑いほうがいい。本州に戻ったら暖かくなるだろうか。

  海岸線を走り室蘭。
函館までの残り距離は180km。半分くらい来たつもりだったが、このルートだと300kmを超えるらしい。
もともと夜中に着くつもりも、このペースだと今日中の到着が厳しいかもしれない。

  室蘭港には寄らずにそのまま先へ。折角だから「この道直進すると室蘭」な写真を撮ってみたが、霧で上の写真と全く変わらず。
洞爺湖の先で平坦は終わり、標高差100mほどのアップダウンがいくつか。
前回のルートで通ったはずなのに全く記憶が無い。あの時はこれが平坦に感じられたのだろうか。

  時刻は19時。日が暮れ始めて気分がだんだんと滅入ってくる。
流石に函館までの間で宿泊するのはやる気が無さすぎだろう。あと120km、眠くは無く、大丈夫なはず。

  最終日の北海道はコンビニは意地でもセイコーマートを選択。
HotChefの看板のあるセイコーマートでは店舗でカツ丼などの弁当をつくっている。で、このHotChefの看板にはよく見る赤では無く緑のヤツがあって、何か違うのかずっと気になっていた。結局最終日まで違いに気づけず。モスバーガーの赤と緑みたいなものだろうか?

  この先は3回走った道。流石にもうコンビニの少なさはもう記憶していて「あと何kmでコンビニあったはず」と安心の補給ポイント。
いやまてよ?セイコーマートなら夜はやっていない可能性があるじゃないか。

  函館が近づき、5号線は海岸線から内陸へ。ここからは200m弱の小さな峠。
相変わらず北海道の優しいトラックは大きく間をあけて追い越してくれるが、日も暮れてもう真っ暗。運転手が居眠りしてるなんてこともあるかもしれない。
  「自転車は車道、車道ってのは路側帯じゃなくて白線の内側」なんて主張してもいいが、それで事故って困るのはこちらなのでこんな時は大人しく道路の隅を走る。がこの道の外側はかなりガレていて、前輪がバンバン跳ねて手が痛い。この日まで腕に関するトラブルは無かったのに、この日の夜だけで手のひらがマメになってしまった。

  函館港に着いたのは25時。結局その日のうちに着けなかったか。船中で仮眠して次の日の朝から走り出すなら丁度いい時間かも。
  このフェリー船内、行きもはしゃぐ子供の声に悩まされたが帰りもか…なんてツイてない。
ま、2等客室のザコ寝じゃ仕方なしか。幸いにも部屋は2つあったので移動。余り眠れず。

  ここから先は暖かくなるといいな。


■8/19
・走行距離:310km
・ここまでの累積:3438km



2013年3月6日水曜日

2012パラダイス_10: ルールールルルルルール

○8/18
  富良野です。
でもその前に勝狩峠を越えなければ。

  調子は悪くないし、BRMのコースも今日で最後と思えば峠などなんの負担にもなりません。
この峠、1合目、2合目と看板が出ていて、こんなに短いのなら5合目までダンシングで行けるぜと余裕をかましていたものの、

  良く考えたら頂上は5合目じゃなくて10合目でした。何故か富士山(の登山口まで)気分でした。


  そして頂上は濃い霧で何も見えません。


  北の国はいいところですなあ。


  妻に電話してルールーと歌だけ歌って切ってみます。ルル切りです。


  コンビニで休憩しているとトンボがエクストリームな競技に挑戦しようとしていました。

  この日は晴れてて気持ちよかったー。
(それでも函館到着時には日は落ちてかなり寒くなりました)

  ホテル到着後は左回りしてきたAJ静岡の吉田さんとジンギスカンでも食べ行く?との話になりますが、ホテルが繁華街から遠くて断念。


  最後の300kmくらいはちゃんと1日で走らないとね。
2日目が雨だったもののその他は強く降ることは無く(根室は霧雨状態だった)前週に走った人たちと比べればパラダイスだったと思います。
  1日多く使って走ったのがかなり大きいかな。ただ最初から7日で走るつもりだったら雨を完全に避けることも出来たので、そこがちょっと勿体無かったなあ。

  …ってこれが最終日でなく明日からもまだまだパラダイスは続きます。

■8/18
・走行距離:325km
・ここまでの累積:3128km



2013年3月5日火曜日

2012パラダイス_09: 霧の無い摩周湖

○8/17
  前日のダラダラで回復できたのか今日は調子がいい。
皆が2日で走っているこの600kmコースは3日目、1日200kmなら相当ラクか。夜走らなくていいし。


  まずはPC(クイズポイント)の川湯温泉駅。ここには足湯があったが営業していなかった。


  そして摩周湖。晴れてる。
パラダイスお疲れ宴会で「摩周湖に霧が無いと婚期が遅れる」って誰か言ってたっけ。ああ、それで出会いが?あれ?

  湖が鏡のように山や空を反射して綺麗だった。写真はあいかわらず濁ってるけど。

  摩周湖の標高は600m超。そこまでの山ではないが下りはかなり冷える。こんな所、夜だったり雨だったりした人はさぞかしパラダイスだったに違いない。


  下りきるとヒマワリ畑。PBP後の一面枯れたヒマワリじゃなくてちゃんと咲いてる!


  PBPのどーもくんは逃亡していてコイツは2代目。でも咲いてるヒマワリと記念写真。


  またアップダウンがあり阿寒湖。コースは横を通るだけだが折角なので寄ってみた。
近くの売店には尻尾や足の丸い毛を緑に塗られたプードルが。マリモ犬。


  怪しげな交通安全。ピポサル?コイツが怖いのは逆から見ても同じ姿な(顔がついている)ところ。


  銀河クリーンセンター。
地球が放射能で汚染された時にはここでコスモなんとかを手に入れられるんだと思う。

  この辺りは民宿銀河とかやたら銀河が存在していた。流石北海道。スケールが違う。


  鈴木 x 牛。残念ながら牛の姿は見えず。


  帯広名物は豚丼らしい。
宿が市街地から離れており、宿泊&豚丼セットというプランがあったのでそれを選択。

  この日も自転車持込断られたよ。知人の女性はほぼ100%部屋に入れさせて貰えるみたいなのに。
なんだろう、可愛さが足りないのかな。


■8/17
・走行距離:204km
・ここまでの累積:2803km