2014/07/30

BRM705埼玉600km_2 やる気スイッチぱちぱち

○7/6
  昨日十日町で宿泊施設を探しだしたのが20時頃。コンビニで飯買って、風呂入って、寝たのは22時だっけな。サッカーワールドカップの試合を見たかったけど、それどころじゃなくて3:30までグッスリ。

  タカトリとは4時にロビー集合。
昨晩は「食べると吐きそう」なんて言ってた彼もすっかり回復していて、ここからは前を引いて貰います。久々に走った筋肉ダメージが大きく寝起きは脚回んないんだよね。夜も脚の痛みで寝づらかったし。

  昨日の4時は雨でまだ暗かったけど、天気が良ければこんなに明るいのか。
暫く走ると前方に参加者が。「脚回ってるし元気そうだからどっかで寝てた人だね」

  登りで縮まるものの下りや平坦で離されて、前の人との差は一向に詰まりません。
2人で追うまでもないだろうし、そのうち追いつくかなとタカトリ先頭固定で走っていると前走者は自販機休憩。

  「しっかり寝た元気な人」では無くて「知人と一緒に走って寝てない黒澤さん」でした。

  追いついてきた後は中野までのアップダウンを3人で。黒澤さんに前引いて貰います。
タカトリは…ここまででもう終了したようで…そういや昨日もコンビニから出た直後は元気だっけな、後ろを振り返ると切れてます。
「私より黒澤さんのほうが酷いでしょ?」と昨日の無実をアピール。

  眠いから休んでいくという黒澤さんと別れて次のPCに辿り着くと、口から魂出そうな人が沢山座っていました。その中に混ざってしっかり寝てるのに魂出ちゃってる人も。

  PCを出発すると前からさとうさん。
ウチらのホテル出発時間をマークされていたようで、ここ中野のホテルを程良い時間に出発したとのこと。合流して3人で。タカトリは、菅平の登りで休憩してたり全くの抜け殻。

  菅平を全力で登ったせいで私もヘトヘト。それにここからはもう峠も無いし、走っても走らなくても同じという気分がムクムクしてきました。
  さとうさんも「ゴルフでカップに近かったらOk言われるように、ブルベももうOKでいい」と相変わらず意味わからん事を言っています。
  疲れたのでペースダウン。見かねたさとうさんが前に出るもそれにも着いていけずに一人脱落。脱水っぽい。水を飲んで休憩後、後ろから来た須藤さんに引いて貰ってなんとか2人と合流。


  次のPCには平林さんがいて、ここからは何人かで走るも市街地続きでオナカも痛くてもう完全にやる気無し。
さとうさんと下らない話で時間をつぶすのに専念しながら40km。最終PC到着。

  腰を下ろすなり全く動き出そうとしないウチらに呆れて平林さんは先に行ってしまいました。
でももう走る気ないんだよねーとまだグダグダしてると現れたのはよっしーさん。タカトリは半分死んでるし、さとうさんはブルベ界の重鎮だから前引いてとは言いづらいし、これは丁度いい助け(アシスト)登場。
  「お願いします。もうヘロヘロで走れません、前引いて下さい」と頼まずに「元気でしょ?」と先頭に追い出します。

  これが大失敗でアホみたいな速度でガンガン引くもんだから、さとうさんと私のくだらない会話も途切れ途切れに。
  しかしこの走りで何故かまたスイッチがON。脚も痛いし、まだよっしーレベルで速く走れないけど、それでも2人で回してどんどん加速。やっぱ600kmブルベの最後はこれでないと。

  もはや何の音も発さず、姿も徐々に薄くなってきたタカトリを千切りながら待ちながらゴールへ。60kmは集中して走ればあっという間だったな。
家まで残り63km、もうそんな力残ってねえよ、って痛む膝でダラダラ走って帰宅。今週も疲れました。



  河合そうなタカトリは帰宅後妻に「もうブルベはいい、まったりツーリングする」とか言ったとか。
調子悪いなりに着いてきてくれて楽しかったです。彼みたいな人は速くなる素質ありそうなもんだけど。

2014/07/29

BRM705埼玉600km_1 一人で怖いブルベは贄を

○7/4
  1月の静岡200はDNF、2月の埼玉200は最終走者でなんとか完走、3月静岡300がDNS、そして極め付けは4月のフレッシュ。
  400kmくらいその気になれば走れるだろうとタカをくくっていたけど全くなんともなりませんでした。時間と共にどんどん速度が落ちて行って登りでは女性クロスバイクに抜かれる始末。Ave15km/h以下に落ちて気分も悪くなりリタイア。
  そこから少しやる気が戻り、ローラーや実走で徐々に体を慣らしてきたものの最後に250km以上走ったのは去年の7月なのです。

  6末の時点でヒルクラの結果もここ10年で一番遅くてまだまだ本調子には程遠い感じ。ただ体は徐々に動くようになってきてて300kmくらいなら走れそう。
この600kmは絶対完走したかったので珍しく前泊します。

  前日は越生まで。
飯能辺りでゲリラ豪雨にやられました。雨の中走るのも久しぶりで、思った以上に消耗する体力に焦ります。明日の雨予報の中走れるんだろうか。



○7/5
  朝起きて雨の中スタート地点へ。
今回の秘策、それはタカトリ。いきなり久々の600kmは最後までやる気が持つとは思えません。
  そんな時も他人と一緒なら大丈夫。タカトリは6月のヒルクラ2本でほぼ私と同タイムと、一緒に走るのは丁度良い存在。脚質もクライマー系で似てるし。

  「一人では走り切れません。どうか一緒に走ってください」と頭を下げて頼みたかったけど、そんなことはせずになんとなく一緒に走る雰囲気にする。シメシメ。
  彼はボトルを忘れたようで、なんと600kmノーボトルのドMプレイ。知り合いにボトルレンタルを頼んだら出走時間が違って会えないというオチ。

  最初冗談だと思ってたらホントにノーボトルで、スタートしてすぐに自販機でペットボトル補給。朝から何も食べてないようだけどコンビニ休憩は却下で(睡眠時間確保のために少しでも先に進みたかったから)持っていた補給バーを渡してPC1へ。
  スタート時は肌寒かった雨も、100km走るうちに嫌な温かさになりました。ほぼ止んできたからカッパ脱ごう。

  PC1を出発するとまた雨。しかしここからは三国峠の登りで、カッパ着て走るには暑すぎます。
どうせ汗で濡れるだけだしとそのまま走るとパンク。修理を手伝ってくれるタカトリ。

  しかしその後の彼は…三国峠までの登りでどんどん遅れ、平地で千切れ。三国峠を越えたら雨はすっかり上がって今度は灼熱、どうやら脱水で体調不良のよう。
  「この前の600kmはつかぽん(奥さん)と走ってDNFだった。速度稼ぎたいところで速度上げてくれないし」なんて話してたオマエが妻か!
  ここまで来て見捨てるのも何なので、いや見捨てるというか、正直彼は「もう構わないで」な心境だったに違いなけど、まあ一緒に日本海。
このペースなら予定していた400km地点中野23時に辿り着けそう。

  タカトリギブアップ宣言で長岡宿泊?でもまだ明るいし、ここから気温下がって走りやすくなる時間だよ。それにここまでの強い向かい風が進行方向かわって追い風に。もっと貯金を稼いでもっと寝たいから先に進もう。

  その後50kmほど走って十日町でホテル探し。2件満室で、紹介してもらった宿に。
350kmで宿泊か、明日250km残りで丁度いいのかもね。しっかり食べてオヤスミー。あれ、タカトリ全然生贄じゃないな。生きてるし。


2014/07/28

牛の背中にネズミはいない

○7/27
  今日は皆で竹寺に行くらしいです。

  前週にコテンパンにされたのでいつものFOCUSではなくBMCで。前日洗車してピカピカ。
ホントはネタでTTバイクで参加しようと思ったら、ディスクホイールのチューブラーパンクしてた…

  ダルいーと出発を渋る妻を「自転車乗りなら自転車に乗れば治る」と引き連れて集合場所。誰が来るの?と聞くと「妻神さん」と言っていたのは雨の暗喩だと思ったら本当に集合場所に居てびっくり。ブルベ以外で初めて一緒に走るような。
  前週と違って今回は平和になりそうな顔ぶれで、事実スタートした後もまったり進行。前回の脚痛いときにこのペースで走りたかった。

  青梅を抜け、山王峠などポイントポイントで全力で踏んでみる。やっぱりキャリアなど余計なものが着いていないロードバイクは反応がよくて気持ちいい。
サトーサイクルのメンテ不備によりツーリング車を失ったさとうさんもそんなこと言ってたっけ。

  坂登らず待ってると何度も口に出すしいちゃんも結局皆で竹寺へ。のはずが…

  えーと、本格的な登りになって皆から先行したんですよ。久々に通る子の権現は超激坂で、脚こそつかなかったもののついてもおかしくないレベル。
  こんなにキツかったっけな。激坂だった記憶はあるけど流石に脚をつくかどうかってほどではなかったような。ここ2週間で体脂肪率は4,5%減らして坂もだいぶ登れる等になってきたと思ってたのに、なんかまだまだだなとガックリ。

  登り切った後の竹寺の前で皆を待つも、なかなか来ないのでもう一度下へ。shimuさん辺りはビューっと登ってくると思ったんだけどなあ。
  そういや来る途中で子の権現と竹寺との分かれ道ポイントがあったから、そこで竹寺のほうへ行って急坂を避けぐるっと回って登ってきてるのかもしれない。

  もう一度坂を上ってから本堂へ。

  竹寺は牛が祀られてるって話なのに居ないじゃん。

  木に描かれた地図を見ると、竹寺までは20と書かれている。あれ、ここが竹寺では無いの?20mむこう?と通路を見るととても自転車担いで通れなさそうな金属の階段。クリート滑らしたら崖下に落ちそう。それにどうみても20m先になにかありそうもなし。もしかしてこれは20分歩くということなのでは。

  子の権現と竹寺の分かれ道で竹寺のほうにいくと、ぐるっと迂回して裏からここに来るんだと信じてました。
  だって今までここが竹寺だと思ってたんだから。GPSで地図を見ると竹寺ルートの行先はこことは全く別。しかもさとうさんから着信履歴あり。

  電波が通じないので急いで下って竹寺へ。散々待ち疲れて下って来る皆と遭遇しそのまま下りへ。結局竹寺の牛は見れず。
ごめんなさい、竹寺で皆を待ってたつもりだったのです。

  さわらびの湯では食事にありつけず。水遊びしてる人たち気持ちよさそう。
雷のゴロゴロとと共に雲行きが怪しく、今にも降り出しそうな気配に。

  下って別のレストランに入り、今回もカレー。

  食事中に雨はざっと降り、外に出ると完全に止んでる。なんてラッキー。


  距離こそ短いものの、短時間モガくような走りをしたため滅茶苦茶疲れました。暑さにやられたのもあったかなあ。
  いつの間にか高回転でスイスイ坂を登るようになってたじんじんさん(エアコンの効いた室内で寒がり出したため別人説あり)など久々に会った人も多くて楽しかったです。

2014/07/24

BRM719千葉400km_2 マザー牧場って行ったことある?

○7/20
  健康ランドは25時以降深夜料金がかかってしまうので、リミットまで40分ほど早いが1時前に出ようと0時に目覚ましをかけた。が30分ほど早く目が覚めてしまった。4時間半くらいは寝れただろうか。

  風呂に入って温まった後、また水風呂で痛めた箇所を冷やして出発。あれ?2日目なのに脚が全然重くない。出発前に風呂に入ったからアップしたのと同じように脚が温まってるのかな?

□PC5 0:49
  タイムリミットより1時間ほど早く到着。コンビニ前には屍のようなものがゴロゴロしていた。
一昨年は健康ランドにタカトリとLEGONの人がいたけれど、今年はあそこで仮眠した人は他にいないみたいだ。こちらは寝起きでリフレッシュしてて、テンションの違いというかどうにも他の参加者に声をかけづらい。朝ごはんでパスタをしっかり食べて出発。

  雨は上がっていたものの路面は濡れている。寝ずに先を急いだらこの雨にやられていただろう。
雨予報の今回のブルベ、この区間と昨日のPC3までで少しパラついた程度で済んだ。運が、というか多分日頃の行いがいい。

  眠気は無いし脚も痛くないのに、出力はあまり出ない。あとはゴールまで走ればいだけだからどうにもやる気にならないみたいだ。そういえば最近ブルベって寝るために走っている気がする。寝てしまった2日目はモチベーションなんて全くない。
  去年はタカトリと一緒にガシガシ走れて楽しかったなー。前回の埼玉600も彼や追いついてきたヨッシーと集中して走れた。やる気のなくなった今、一人で走るのはツライ。

  それでも登りはそれなりに面白いし、グレーチングに隙間のある下りも緊張感が保てる。いつものように下りは下手なのでゆっくりと。房総スライカインを抜けてマザー牧場へ。


  マザー牧場行ったことある?自転車乗り的にはここまでの坂を登ったらYESなのだろうか。
何度も通ったマザー牧場。でも一度も中に入ったことがない。牛Loverとしてはいつか入りたいのに、今回もまた営業時間外。

  朝モヤの中、入口の牛オブジェで我慢。

□PC6 4:43
  ラルさんがいた。スタッフも眠くて大変だろう、頭が下がる。
しっかり寝たから眠くないよーなんて話してたら、このPCを出発してすぐに睡魔に襲われだす。道脇でちょっと仮眠。

  いや眠気というよりはいつものゴール直前のやる気の無さだ。折角途中寝て2日目もしっかり走る作戦なのにダラダラ走ってたら全く意味がない。なんとかやる気を取り戻そうと道端でゴロゴロするも全然ダメ。
残り50kmは集中していればあっという間なのに、気分が乗らないとやたら長い。

  最後のクイズポイントではランニングしてきたおじいちゃんと話してダラダラ。後でデータを見たら驚いたことに1時間も滞在していたようだ。それはゴール後だった、流石に30分くらいいただけだった。
残り10kmほどでようやくスイッチが入る。

□ゴール 8:30
  ラスト50kmにどれだけかかってるんだか。


  平山さん特製のロールキャベツを頂き、暫くスタッフや参加者とダベる。
折り返し地点後にすれ違った時に100km近く差がついてた人がちゃんとゴールしてきたのには驚いた。寝ずに淡々と走っていたのだろう。
なんか全く違う競技をしてるように思う。

  家まではあと93km。
撤収を待たずに出発。帰路はそれなりに集中して走ることができた。


■7/20
走行距離 222km
累積標高 1999m

2014/07/23

BRM719千葉400km_1 速く走って調子を戻せ

○7/19
  千葉400km。前々週7/5の埼玉600kmは1年ぶりの250km超もほぼ予定通り走ることが出来た。
走る度に戻ってきている感覚がある。速く走れるようになるには速く走るのが手っ取り早いので、今回も全力で。

  当初は前日自走で前泊して400km参加、妻がゴール地点で待っててそのまま後泊、千葉サイクリングを楽しんで帰るつもりだったのが生憎の雨予報。
  一人参加で前後2泊は贅沢すぎ。家からスタート地点まで100kmなので合計で600kmと考えると途中1泊で丁度いいか。

  雨具やお泊りセットを持ち運ぶためにツーリング用FOCUSで。2年前にほぼ同じコースの400km走った時は高速走行用のBMCで行ったんだっけ。
  十分な睡眠を確保したかったのがツール見たり酔っぱらった妻が帰ってきたりであまり寝れず。2時に家をスタート。
  ルートを変更して集合場所までの距離は前回の105kmから93kmに縮んだものの時間は長くかかった。やっぱりまだ速く走れないな。

□スタート 4/19 7:00
  6時に到着して受付。スタッフの方の顔はよく知ってても参加者は見かけたことある程度の人しかおらず。結構若い人の参加も増えてるんだろか。
  6:55に車検開始、出発はジャスト7時。数番手からのスタートがあっという間に先頭になり、そこからは一人旅。

  スタート直後は信号が多くて(それになんだか待ち時間が長いのが多い)速度稼げないんだよね。
それが16号に出てからは追い風で一気に速度アップ。スタート前とは全く違って脚も回るぞ、調子いいのか?

□PC1(40.7km) 8:20(ave25|8:38)
  Ave25km/h計算だと8:38到着。8:30くらいで御の字かなあとの予想が10分近く早く着いた。
水とゼリーを買ってすぐ出発。すぐ、って言っても私の場合5分くらいかかっちゃうんだけど。

  ここからは林道の急斜面コースへ。長い登りは無いが急坂のアップダウン繰り返しで平均速度は一気にダウン。ここって2年前と同じコースのはずだよな、こんなにキツかったっけな。
  スタート地点で「皆荷物少ないねー」なんてラルさんと話してたのがここで納得。カッパはともかくお泊り着替えセットなんて持ってこなくて良かったのではないか。
体重も重くてどうにも軽快に走れない。出力はまあ、思ったより出てるんだけど、やっぱり感覚が違うのよ。

  それにやっぱり激坂って苦手。急斜面でもあまり出力上げずに淡々とした走りなタイプなので短い坂でも一気に超えられない。パワー系の黒澤さんあたりならガンガン踏んで速度を落とさないんだろうか。

□PC2(94.1km) 10:40(ave25|10:46)
  おそらく最もハードな林道区間終了。まだave25km/hはキープしてるけどPC1までの貯金を失ってしまった。ここでもゼリーを買って5分以内で出発。ゼリーは走りながら胃に流し込む。

  この後は平地、じゃなくてまだ林道が続くのか。それに向かい風が強くなってるのが気になる。
PC1まで北風だったから、この後は折り返しまでずっと向かい風なのかも。

□PC3(142.7km) 12:37(ave25|12:42)
  ううー貯金が稼げない。

  ここからは海岸沿いの平地。道脇の草を見る限りそんなに向かい風な感じはしないのに速度が出ない。
エアDHポジションで暫く走ってたら肩や腰がガチガチになってしまった。アップダウンが続くとハンドルの握りを変えたりしてフォームも固まらずに済むのに、数時間同じポジションで走ることなんて最近無かったからなあ。平地独走力無さすぎ。
  PC3手前でクリートを嵌め損ねて捻ってしまった足首も痛む。なによりここまで強度が高すぎて胃がムカムカする。吐きそう。

  走っているうちに空はどんどん暗くなって、折り返し地点に着くころにはとても15時とは思えない様子になっていた。

□PC4(215.9km) 15:34(ave25|15:38)
  腰を下ろして初めての休憩。ちょっと休んだら胃の調子も良くなってきた。10分ほど休んで出発。
これで折り返してPC5手前の健康ランド、そこが今日の目的地かな。目標としてたAve25km/hはキープできてるし寝る時間はしっかりとれそうだ。

  次々とすれ違う参加者たちに手を振る。
折り返してみると風はそこそこあったようで、往路とは比べものにならない速度。平均速度は30km/hを超えていて275km地点通過は17:40。一気に貯金は20分になった。

  ここからあと20kmは追い風だろうし、三石山とマザー牧場が急坂といっても距離は短い。
若干ペースが落ちたとしても16時間内ゴールは十分に狙えるんではないか。目標があると最後までタレずに走れそう。

  もうすぐ宿泊予定の健康ランド、寝るか、行くか。悩んでいるとついに大粒の雨が。
はい寝る決定。三石山の下りってグレーチングが外れた溝があった記憶があるし、そんな下りを夜の雨は走りたくない。わざわざ着替えセットも持って走ってることだし、ここでしっかり寝てリフレッシュしよっと。

□健康ランド(219km) 17:50
  風呂でゆっくり温まる。健康ランドはホテルと違ってしっかり寝れないのが難点だけど、大きな風呂は魅力的だ。それに水風呂があるのがいい。膝周りと、捻って痛めた足首を十分に冷やす。

  タンパク質補給のために鶏肉を食べよう。出発までは7時間も無いのでビールは我慢。

  しっかり食べて仮眠室で寝て…
時間が早かったからかその後仮眠室下の宴会場ではカラオケ開始。「なぜスピーカーそこまで低音効かすのだ」と悶々と過ごしたのだった。

  大きな風呂は魅力的だけど、眠れないのはやっぱヤだー。


■7/19
走行距離 371km
累積標高 2784m

2014/07/22

妻に騙されカレー臭溢れるオッサン組に

  土日の千葉400km(BRM719)、走行時のデータを見たところ前半部分はブルベで過去最高の負荷でした。
※絶対値じゃくて今の有酸素運動閾値に対しての割合ね。

  脚はボロボロだけれども、今年はまだ体重が例年+4kgと腹ブクブク状態なのでカロリー消費で月曜もまったり走りますか。
何人か福生集合で奥多摩まで走るという話を妻に聞いて、じゃあそれに行きましょ。

  集合時間の9時に福生南公園に着くと、続々と集まってきたのはブルベの見知ったメンバーでした。
みのいちさん、しむさん、けいたさん、平林さん、たけさん、鎌野さん、さとうさん。なにこの面子。行先も柳沢峠らしく、可愛い女の子いるよーとついていったら強面のオッサンに囲まれていた気分です。
  妻の奥多摩組は別働隊のようで(結局そっちは都民の森になった)あなたはそっちねーと身売りされた私は柳沢峠に行くことに。

  4末のフレッシュリタイアから乗り始めて2カ月半、ボチボチ戻ってきた感触はあったんですがヤツらと走って全然走れないことに気づかされました。
先月末の時点でここ10年で最も遅いヒルクラタイムだったし、腹も脚も見た目が違う今、前と同じように走れるわけないんだよな…


  スタートしてからいきなりみのさんの引きでもう切れそう。
少しでもドラフティング効果を高めるため、しむさんからたけさんの後ろへ移動。
脚が痛くて動かないので「お腹すいたー」と休憩を要求します。スタート直後にコンビニ休憩。しめしめ。

  こんな感じで休憩を要求しまくる牛歩戦術で柳沢峠を諦めさせようと試みますが、コンビニ多くしたら道中のペース上がるだけなんじゃないの?
自ら要求した2回目の休憩は取りやめ。多少動くようになった脚が休憩でまた回らなくなっちゃいそうだったし。


  最初は脚のムゲー感と戦いながらなんとか走ってたものの、筋肉痛で動かなくなってからは集団から遅れてヘロヘロと柳沢峠へ。
登りなのに車やバイクの空気の流れに乗って40km/hで前を引くみのさんとか、もう人間だかなんだかわからない生き物になっていました。

  峠頂上で休憩中、反対側からやって来たのはAudax埼玉ジャージ、近藤さん。
柳沢峠を越えて大弛峠を登るクラブランに参加してまた戻ってきたところみたい。65歳くらい。おかしい。
2日で600km程度で根を上げてるこっちが恥ずかしくなってきます。

  ってもう峠はどうでもよくて、


  大盛りカレーを食べられただけで満足です。下りでレストランを通り過ぎて一人8kmほど登り返す目に合いましたが。
※なぜかレストランに入るとEijiさんが増えてた。


■7/21
走行距離 214km
累積標高 2400m