2017年4月23日日曜日

2015GW その2: 男ふたり旅

■4/27
  前日走ってないけど、これからに備えてしっかり食べます。


ホテル朝食はバイキングかどうかが重要

  朝食後によっしーと合流、さて行きますか。


これから福岡まで一緒に

  交通量の多く走りづらい名古屋を抜けてからは、亀山で国道25号、バイパスの側道に入ります。一部未舗装区間がありますが、車はすべてバイパスである名阪国道(無料)を通るため交通量はほぼ無く、関西方面に向かう時はいつもここを通っています。


この辺りまでは快調

  よっしーとは脚も合うので、一緒にローテーションしながら走れば相当速く走れるんじゃない?計画を立てた時点ではそんな風に考えていました。しかし前日の600kmの疲れもあり(私は無いけど)、思っていたほど速く走れません。


休憩が多い!

  一人で調子がいい時は殆ど休憩せずに走るのですが、どうしても休みながらの走行になってしまいます。
  大阪市街に近づくと交通量も増えて走りづらくなってきます。山陰経由だと遠回りすぎるし、大阪通過はいつも難所。関西は土地勘無いからなあ。


夕日に沈む明石海峡大橋

  神戸通過時点で既に日が暮れ始めます。この日の目的地は岡山、これ、当日中に着くのは厳しいかも。

  姫路、相生からは普段国道250号を走るのですが、この日は微妙なアップダウンを避けて早く目的地に着くために国道2号を選択してしまいました。交通量が多く、自転車向きの道ではない2号、しかし以前走った時はそこまで恐怖を感じなかった記憶が…
  しかし深夜の2号は凶悪でした、トラックが、全く減速もせずに自転車スレスレを追い抜いていきます。ブルベ装備で反射ベストや尾灯など目立つ格好をしていても、そもそも運転手が自転車に対して気を遣う気配は全くありません。

  困ったのがトンネル、トラック減速せずに突っ込んでくるから幅の狭いトンネル内は死亡じゃない?
  暫く車が来ないことを確認し、よっしーと2人でTT状態でトンネルを抜けます。生きた心地がしませんでした、現地走ってる人にとっては当たり前かもしれません、2号は走ってはいけませんね。いつも通り250号で迂回すべきでした。

  岡山のホテル到着は1時過ぎ。明日は一気に下関まで、あまり寝る時間はありません。ブルベ前からブルベみたいなものになっちゃったな。



■4/28 合流2日目


今日もコンビニ飯が美味い

  トイレに寄ったディスカウントストアで、塩タブレットが安売りしていました。


大量購入

  飽きてきます。いくら友人と一緒とはいえ、ロングライドは飽きてきます。しかもいつものコンビニ飯…
  「牡蠣食おうぜ!牡蠣!」広島通過時に暴れますが、「ブルベ中は当たったら嫌なので牡蠣は食わない」と冷静なよっしー。
  それでもなんとか説き伏せて見かけた店に寄ったら閉まってました…


しかたないのでモツ食います

  この日もホテル到着は0時をまわってしまいました。
予定より速く走れず、そのツケは翌日に。九州についてヘブンウィークが始まるまで、この遅れを取り戻すことが出来ません。


ホテルまであと10km

  2人とも死にかけ。
私が予約してるホテルはコインランドリーがなく、洗濯物をよっしーに預けて別ホテルにチェックイン。九州ヘブンは明日の夜からスタートです。素晴らしいヘブン状態です…


2015GW その1: スタートに間に合わない悲劇

  今更ながら2015年GWの日記です。カメラも持っていかなくて写真的にもイマイチな日記ですが備忘録として残しておきたいってのがありまして。

  ここ数年、GWは半月ほど休みをとって長距離ライドに出かけていました。今回は九州の連続ブルベ、通称「ヘブンウィーク」に参加します。
  前回タンデムで参加した時は最後の200km走らずに離脱したため、200~600kmまで通して走るのは今回が初になります。全部完走すると記念品貰えるんだよね(今回は購入に変更)、楽しみ。
  今回いつものGWライドと違うのは、同行者がいること。静岡から参加のよっしー。冬に「今年のGWのヘブンウィーク、自走で行かない?」なんて話をしたらそのまままとまって、男2人で九州を目指すことになりました。

  我々はランドヌール、九州に向かう途中で名古屋600kmに参加していくことにします。名古屋600のスタートが待ち合わせ場所です。
  いつもどおり仕事が終わってから急いで準備、浜松の実家で仮眠する予定が、出発は予定より半日ほど遅れてしまいました。間に合うかなこれ。


…九州に向かうときは決まってスタート20kmほどでパンクします

  たぶん「危険に近づいてはならない」と何かがブロックしてますね。



  全然速度が出ません。こういうロングツーリングって、走り始めて2日間くらいは調子が上がらないことが多いです。袋井ですでに0時経過、実家には30分だけ寄って仮眠することにします。
  しかし会社終わって夜通し準備してからの出発、30分で眠気がとれるわけもなく、カフェイン投入もどうにもならずに途中の公園で仮眠。携帯を見ると妻から「スタートで応援する」とのメッセージが。???


スタート到着は出走1時間半遅れ。誰もいない

  どうやら妻は本当に名古屋まで応援に(というかいずみちゃんに会いに遊びに)来ていたようで、応援がいるのに本人がいないという酷い状態。主催には途中連絡してDNSなのですが、後を追いかけることにします。

  が、眠い!
これ追いかけて600km走るの無理だなと、90kmくらい走ったところで引き返し


パイナップルおばさん宅に泊めて貰うことにしました

  カレー臭のしない謎のオーガニックカレーを頂いてしっかり寝ます。600km走ってる人お疲れさまです。



  翌日のゴールではよっしーに「誘っておいて自分は走らない」と散々責められました。
  皆を出迎えた後は三河安城まで40kmほど走って終了。計画倒れが多い私の行程、今回はスタート直後にDNS。まあ1日休めて仕事の疲れもとれたし、明日から頑張ろうっと。



  ホテルはいつものABホテル、自転車を建物内に置かせてくれます。よっしーと同じホテルを予約したつもりが、新館と本館で別でした。

2017年4月20日木曜日

「ブルベのすべて」本が出ます

 ブルベの本を書きました。
どんな本なのかちょっと紹介したいと思います。

 以下プロローグより
 私がブルベと出会ったのは2004年の暮れ、Webで自転車の情報を探していたさなか、ある日記が目に留まった。
 それはフランスで行われた自転車イベントの参戦記。よくあるツーリング日記かなと軽く目を通した直後、書かれた内容の異常さに気づく。
 まず、どこどこで何分寝た、という情報が記載されている。自転車日記に宿泊先が出てくることはあっても、睡眠時間は普通書かない。しかもその睡眠時間は「5分」という単位なのだ。もうわけがわからない、日記を最初から表示し、一気に読み進めた。

 「ブルベのすべて」なんて言うとルールや装備などが書かれたガイドブック的なものを想像するかと思いますが、筆者としては[ガイドブック]○●○○○[読み物]くらいの位置づけです。
 ブルベという言葉を聞いたことがあるけどどんなものなのか良く知らない人、自転車に乗り始めたばかりで長距離ライドがしてみたい人、そんな人たちにも興味を持って読んで貰えたらと思って書きました。プロローグでの、私の気持ちを味わって頂けたらなあと。


■オススメする人
○長距離ライドに興味がある人
○ブルベの雰囲気を知りたい人
◎既にブルベに参加しており、この先もっと長距離の世界を覗いてみたい人

 本書には私がこれまで体験したこと、知っている情報を詰め込んでいます。その情報はブルベやロングライドに特化したもので、普通の自転車雑誌等では扱われないものが多く含まれています(メンテ方法や輪行の仕方など、他の雑誌やWEBで簡単に手に入ることは書いていません)。
 例えば、超ロングライドによる首の障害「シャーマーズネック」は海外ではメジャーな症例ですが、そこまで長距離走る人の少ない日本ではあまり知られていません。低ナトリウム血症の恐怖も、トライアスリートなど競技として自転車をやっている人には常識であっても、ブルベやロングライドで取り上げられることは少ないです。ハブダイナモに奪われる出力や、走行速度による消費カロリーの差なども書いています。

 それはちょっとばかりマニアックで、ただちに200kmに使えるのかというと、そうではないかもしれません。ですが長距離を走り続けている以上、いつか必要になります。「この先に何があるのか」を知るのは楽しくないですか?
 もちろんブルベの基本的なノウハウ、雨や眠気に対する対策もあります。眠気はグレーな部分であり、なかなか本として書きづらい話ですが、ブルベでは無視できない敵ですので詳しく説明しています。

 それから、
○全てを知り尽くしたベテラン
 であっても、「あーこういうこと、あるある」と読み物として楽しんで頂けたらと、200km以降の章は初参加の人を想定した架空日記をはさんで、ブルベというものを説明していく流れとなっています。

 荷物はこれで足りているのか、初めてのブルベ参加でドキドキして落ち着かない。一緒に参加する友人には「ジタバタしても仕方ないから寝とけ」と言われたけど眠れるかな。あれ? 電話が鳴ってる、会社?えっ? 明日出勤しろって……。
⇒DNS連絡の説明に続く

 ガイドブックとして、ブルベのルールや申し込み方法に加え、機材の説明なども載せていますが、サドルバッグはどんな利点や欠点があるのか、パニアバッグはどうか、といった教科書的な情報で、具体的な商品のレビューは載せていません。ですので
△来週ブルベで使う装備は何がいいのかすぐ知りたい
 という人にはすこし不向きです。
△100km走れるようになりたい
 人にとっても、有益な情報は少ないです。自身の走れる走れないに関わらず、200km超の世界を知るというのは面白いかと思いますが、本書では「まず100km走ってみよう」とそこまでの過程は軽く流しています。走行距離を50kmから100kmに伸ばすためのノウハウはありません。

 多少は読み物的な味付けをしたとはいえメインは自転車です。自転車用語に関しては詳しい注釈は入れず、かなり読者を突き放しています。
×自転車に全く興味がない
 肌のブルーベースのことかと手にとってしまった人は間違いです。向いてません。

 そうだ、購入ですが私から直に買うとちょっぴり私の懐が肥えるのでオススメします、ブルベや飲み会で会う前に言って頂ければ持っていきます。以下はAmazonのアフィリエイトリンクです。もちろん書店で買って頂くのも大歓迎です。



 さて、発売後どんな評価が下されることやら。