2017/05/14

BRM503千葉1000km_4:真夜中のダウンヒル

■5/5
  23時にロビーに集合とのことで22時半に目覚ましをかけたが、22時には起きてしまった。やっぱり疲れすぎていて上手く眠れない。
  30分前にロビーに降り、フロントの人に「今からですか?」と驚かれつつチェックアウトしていると、たけさんも降りてきた。まだ半分もありやがる、長げえ、と2人で悪態をつく。


走る前からお疲れ

  再出発して暫くは登り、汗をかいてしまうと下りで大変なことにたるため、半袖ジャージにアームウォーマー程度の軽装。福島は寒いと聞いていたけど、登りに入る前の市街地はまだ寒くない。風が心地よいくらいだ。

  市街地の標高200mから土湯峠1200mまで、およそ1000mのヒルクライムは、予想通りというか2人からどんどん遅れてしまう。疲れて走り続けることが出来ないのだ。
  「ヒルクライム(レース)のコースに難易度って、全力で登るだけだからどんなコースでも同じでしょ?」そう思っていた自分はもういない。とにかく、ある程度の斜度が続くと足をついて休みたくなってしまう。100m登るごとに休憩してお茶会を提案するも、2人からは完全にスルー。一人休みながら後を追い、頂上へ。流石にピークが近づくとかなり寒くなってきた。気温は8℃。


深夜2時からのダウンヒル

  ある程度の速度で走れるようになってから、ブルベで夜はしっかり寝ることが多くなった。だからこんな、真夜中に峠を登るのは久しぶりな気がする。
  防寒具に抜かりはない。長袖インナーに真冬用のウインドブレークジャージを着込む。あれ、抜かりないと思っていたのにシューズカバーを忘れていたようだ。まあいいか、そこまで寒くないしな。

  3人で峠を下る。皆下りは速いので、安全を考えてドラフティングが効くような車間では走らない。
  それでも後ろからkskの「脚が、脚が」との悲鳴が聞こえる。寒さで脚が動かなくなっているようだ。自分ももう、あまりの寒さによくわからない声を出しながら猪苗代最初のコンビニへ。

  標高は500mにまで下がったのに気温は4℃。手が震えてカップ麺が食べられない。
  少しでも風の少ない所にとコンビニの側面に回り込むと、何か袋状の物体が…エマージェンシーシートかと思ったら輪行袋?
  もう少し下れば気温はもっと上がるはず、なにもこんな一番寒いところで仮眠することは無いのに、たぶんここで限界だったのだろう。中の人が生きていることを願いつつ、会津若松へ。

  コンビニでゴアカッパも着込んだら、今度は温かくなって眠気が出てきてしまった。2人から離れて道端で1,2分目を閉じる。大丈夫、まだこの程度の仮眠で頭はスッキリできる。


夜明けは近い

  会津若松の街並みが見え始めると共に、周りは徐々に明るくなってきた。
  日が昇ってしまえばこっちのものだ。通過チェックのコンビニで休憩していた2人と合流、ksk氏によると次のフォトポイントまでは800mの登りらしい。また登りかよ、とウンザリする3人。ホントに埼玉組はコースの予習をしていない。

  お茶会の開催を要求しながらダラダラと登っていると、後ろから若い3人組が元気に追い抜いていった。どうやらアニメの曲を流しており、名前も知らないので、この後何度も抜かれる彼らのことは便宜上「アニソンの人たち」と呼ぶことになった。


なんとかピークのフォトポイント

  あ、このコース、確か雨だった宇都宮600kmで走った記憶がある。確かこの先また登りがあったはずだ。
  750km地点のPCは宇都宮ということは、ここから宇都宮まではその600と同じコースだろうか。2段目の登りでやっぱり2人から遅れてしまい、


下った後休憩している所で合流

  ここで後ろから会津若松に泊まったタカトリがやってきた。一緒にスタートした奥さんは途中リタイア、一人で残りを走り続けているようだ。一人になった時点で諦めるのでは?なんて思っていたのに、意外にもここまでちゃんと走っている。
  「一緒の時は脚使ってないから元気余ってて」そう言う彼が前を引くことは無い。若者なのに。


登りのピークでジュース休憩

  やはり以前走った宇都宮600kmと同じコースなようだ。ということはこの先暫く補給ポイントは無くなる。前日程ではないが日差しは強く、日焼けした腕が刺されるように痛い。荒れた路面が続く走りにくい下りがしばらく続いて鬼怒川温泉。


日光手前、あと少しで宇都宮

  あれ?宇都宮近くない?
  ksk氏によれば750km地点のPCは宇都宮だから、健康ランドの南大門で焼き肉を食べて寝るとか言っていた。私もそれに乗るつもりだったのに何かがおかしい。PCは?確認すると宇都宮を30kmも過ぎた茂木じゃん!

  相変わらずコースわかってねえなコイツら(自分含む)、茂木のPCに着き、今日の宿泊先をどうするか悩む。
  この辺りは宿泊施設はぜんぜんなかったはずだ。他の参加者から土浦に1時までやっている健康ランドがあると聞いた。たけ、kskの2人はここで土浦のホテルを予約、私は、どうしようかな。できれば今日中にもう少し先に進んでおきたい。タカトリが成田にホテルをとっているとのことで、奥さんの代わりに一緒に泊めて貰おうか。

  薄暗くなった中をタケ動力に引かれる3人。しかしksk氏は珍しくケツの痛みから遅れてしまう。
  私とタカトリは列車のお荷物で遅れても基本そのままなんだけど、たけとkskの間には精神面だけでない深いつながりがあるようで、ときおり停車してksk氏を待つ。

  すると後ろから一人、音楽を流した人がやってきた。
  「アニソンの人だ」私とタカトリは彼を見送るが、何故かここでたけ、彼を引き連れて走り去っていってしまう。残された2人は爆笑、なにやってるのたけさん。
  そんなこんなで土浦へ。やはり疲れは溜まっており、暗くなった今ここから成田まで走るのは厳しく感じた。タカトリは放っておいて、2人と同じ宿に泊まろう。

  このホテル、グリーンコアは自転車は部屋持ち込みでもいいし、会議室で預かってもくれるとのこと。自転車乗りには嬉しい。


日焼けが痛くて風呂どころではない



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