PBP2015

■Paris-Brest-Paris
フランスのパリから西海岸の都市ブレストまでを往復、1200km走るサイクリングイベント。制限時間は80時間、84時間、90時間の部があり、参加者は睡眠、休憩などを含めてこの時間内に完走を目指す。4年に1度行われるこの大会に出場するには、開催同年にSRの称号(200km,300km,400km,600kmのブルベを完走)を得る必要がある。

  今回のPBP、これまで2回とは違って速く走るのが目標だった。
RAAMを目指すには「走れる」ってことを証明しなくてはならない。しかし前哨戦となった6月のRAWではリタイアして入院、7月中旬まで自転車に乗ることはできずに、復帰後すぐのPBP参加となってしまった。

  速く走れないなら参加を諦めようか?
悩むも格安便でキャンセルできない飛行機は手配済み、ダメ元でできるとこまでやってみるしかないか。半月でなんとか体調を整え、フランスへ。

・PBP2015 PBPって幾らかかるの?
・PBP2015 PBPに賭ける想い
・PBP2015 その1:初めての80時間集団
・PBP2015 その2:先頭集団のレベル
・PBP2015 その3:Aに追いつくB、自分の居場所
・PBP2015 その4:上を向いて歩こう
・PBP2015 その5:防寒着満載も着ないで風邪を引く
・PBP2015 その6:気分はリタイア
・PBP2015 その7:英語の通じないエイド、ぬるいシャワー、そして睡眠
・PBP2015 その8:世界にはばたけソロタンデム
・PBP2015 その9:ソロタンデム乗りの名にかけて
・PBP2015 その10:合わないサドルは合わない
・PBP2015 その11:冷たい床、温かいオバチャン
・PBP2015 その12:使用前、使用後

  私らしく中途半端な結果に終わってしまったようだ。
それでも少しの間とはいえ集団で走れたことは経験になったし、ソロタンデムゴールという素晴らしいオマケまでついた。やっぱり走るのは楽しい。

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